メルセデスベンツ世界販売、9年連続の記録更新 2019年

メルセデスベンツAクラス新型
メルセデスベンツAクラス新型全 6 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月9日、2019年世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は、9年連続で年間販売の記録を更新する245万6343台。前年比は0.7%増だった。

画像:メルセデスベンツの主力車

全販売台数245万6343台のうち、ブランド別では、メルセデスベンツが233万9562台を販売した。前年比は1.3%増とプラスを維持する。

市場別では、欧州が93万7881台を売り上げ、前年比は0.4%増と2年ぶりに増加した。このうち、地元ドイツは31万8353台を販売し、前年比は4.8%増と、6年連続で前年実績を上回る。

中国は2019年、69万3443台を販売し、前年比は6.2%増と、プラスを維持した。また、米国は31万6094台。前年比は0.04%増と微増ながら、4年ぶりのプラスとなった。

メルセデスベンツブランドでは、小型車の『Aクラス』、『Bクラス』、『CLAクラス』、『GLAクラス』、『GLBクラス』が、合計で66万7000台以上を販売した。前年比は9.5%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。『Cクラス』は、およそ39万2900台を売り上げたものの、前年比は0.9%減と4年連続で減少した。『Eクラス』は、前年比1.3%減のおよそ35万1000台と後退する。

SUVは2019年、合計でおよそ78万3700台を販売した。前年比は4.5%減と、マイナスを転じている。『GLC』が引き続き、最量販SUVだ。『Gクラス』は新型効果で、過去最高の3万4912台を販売した。前年比は60%以上伸びている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  3. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  4. ホンダ、新基準原付の110cc『スーパーカブ』『クロスカブ』3機種を発表…34万1000円から
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、2025年度グッドデザイン賞に…『デリカミニ』と『デリカ』も部門賞
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る