トムスの スープラ はドライカーボンエアロにプロスト&セナの足…東京オートサロン2020

トムス スープラ(東京オートサロン2020)
トムス スープラ(東京オートサロン2020)全 15 枚
トムスが展示していた『スープラ』(90スープラ)のカスタムカーは、エアロパーツや内装だけでなく、サスペンション、マフラー、ECU、GTウィングなど機能パーツも本格的なチューニングカー仕様だ。

展示車両はオプションの特別色となるメタリックグリーンが、数あるスープラカスタムカーの中で個性を放っている。特徴的なのはカラーリングだけではない。外装は、ドライカーボンのディフューザーがフロント、両サイド、リアに装着され、バンパーガーニッシュの他、オリジナルのオーバーフェンダー、GTウィングでスープラの精悍さを際立たせている。オーバーフェンダーはボディ幅を+85ミリほど増やす。

内装のドアトリムなどにもドライカーボンのガーニッシュが施され、フルバケットシートとあいまってカスタムカーならでは装いを一層引き立てている。

特徴は空力や見た目だけではない。セナやプロストのF1カーの足回りを担当していた寺本浩之氏が開発したAdvoxブランドの専用サスペンションキット(コイルスプリング、ダンパー)、ブレンボの6ポットキャリパーに同ローター、ECU、サクションパイプも強化されている。排気系はフロントパイプからエンドパイプまでが交換され、排気効率がアップする。ECUチューニングと排気系のチューニングによって、エンジン出力は120PSアップし、460PSとなる。

展示車両は左ハンドルだが、オートサロンでの展示に間に合わせるため海外仕様の車両を使ったためで、正式に販売されるバージョンは国内仕様の車両を利用する。ホイールもワイドボディに使えるホイールがなかったからで、市販モデルはオリジナルデザインのホイールとなる。

価格は1423万円。1月10日に予約開始となったが、来場者からも予約の問い合わせがきているという。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 日産、2025年の「NISMO Festival」中止…「例年通りの開催が難しいと判断」
  5. ルノー日産三菱、仏ドゥエー工場でEV共同プロジェクト推進…次期『エクリプス クロス』開発・生産へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る