HKSが大迫力ワイドボディの GRスープラ を展示、ドリフト車両も…東京オートサロン2020

HKSブース(東京オートサロン2020)
HKSブース(東京オートサロン2020)全 29 枚

チューニングパーツを手がけるHKSは、オリジナルワイドボディキット『HKSプレミアムボディキット for GRスープラ』などGRスープラ関連プロダクツを東京オートサロン2020で展示した。

HKSブース(東京オートサロン2020)HKSブース(東京オートサロン2020)
同キットはHKSによる歴代タイムアタックマシン『CT230R』『TRB-04』のボディスタイルを踏襲。大型のフェンダー、リヤカナードは整流効果もある大胆なデザインが採用されており、ボディ全幅は2070mmと大迫力の面構え。これがHSKレーシングカラーのドリフト車両となると戦闘力が一気にアップした印象を受ける。FRP製のボディキットは70万円。GTウイングは40万円。セット価格は100万円。

HKSブース(東京オートサロン2020)HKSブース(東京オートサロン2020)
またGRスープラのオーナーがカスタマイズの参考にできるよう、ストリートチューニングを施したマシンも用意された。エンジンにはレッドが目にまぶしい大径パイプのHKSレーシングサクション、排気系はHKSデュアルマフラー、サスペンションにHKSハイパーマックスツーリングを装備。ギリギリまで車高調を下げるなど見応えのある仕上がりだった。

HKSブース(東京オートサロン2020)HKSブース(東京オートサロン2020)
工具の展示も興味深い。GRスープラの製造はBMWが行なっている。そのため国産車とは違った特殊な工具が必要になるケースもあり、HKSではTONE社とコラボレーションすることでGRスープラをはじめ、欧州車のメンテナンスに役立つ工具セット『HKS × TONEツールセット for GRスープラ』を展開する。

六角ボルト、トルクスボルトT型、専用ジャッキパッド等がボックスにまとまり使い勝手が良さそうだ。自分でいじる派の人には重宝するだろう。

HKSブース(東京オートサロン2020)HKSブース(東京オートサロン2020)
ブースにはHKSが組み上げたコンプリートエンジンも3台鎮座。メーカー純正パーツにHKSのパーツをパッケージしてユーザーに届けるもので、たとえばコンロッドやピストン、クランクを強化することで最大トルクやレスポンスを向上させるのだ。ニーズに合わせて加工内容も変えられる。

HKSブース(東京オートサロン2020)HKSブース(東京オートサロン2020)
一口にチューニングと言っても選択肢は多様にある。最後にHKSの売れ線パーツを担当者に尋ねると「マフラーと足回りですね」と返ってきた。マフラーなら効果もわかりやすいし、リヤの見た目の印象も変化する。納得の答えだ。

《Hideyuki Gomibuchi》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  4. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  5. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  6. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  8. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  9. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  10. ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ
ランキングをもっと見る