ホンダの4輪モータースポーツ参戦体制…東京オートサロン2020で発表

ホンダ(東京オートサロン2020)
ホンダ(東京オートサロン2020)全 9 枚

ホンダは1月10日、幕張メッセで開催された東京オートサロン2020のプレスカンファレンスで、モータースポーツ活動体制を発表した。

2019年は、パワーユニットサプライヤーとして参戦するFIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)において、年間3勝を達成した。2020年も引き続きスクデリア・アルファ・タウリ(トロロッソから改称)とレッドブル・レーシングの2チームへ同一仕様のパワーユニットを供給し、より多くの勝利を目指す。

またFIAフォーミュラ・ツー選手権(F2)や、FFSA アカデミーのオペレーションによるフランスF4選手権への参戦に向けた日本人若手ドライバーのチャレンジもサポートしていく。

国内レースでは、2020年から新たな技術規則を採用するSUPER GTシリーズGT500クラスに新型で初のFR車となる「NSX-GT」を投入、また全日本スーパーフォーミュラ選手権ではチーム体制の変更を行い、国内最高峰レースのチャンピオン奪回を目指す。

昨年ランキング2位となったFIAワールド・ツーリングカー・カップ(WTCR)や、世界各地で活況なTCRシリーズや耐久レースでは、『シビックタイプR』ベースとした「シビックTCR」を供給。世界5大陸で開催されるインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)をはじめ、北米・アジア・欧州のGT選手権や耐久レースに向けては「NSX GT3 Evo」を供給する。

インディカー・シリーズに参戦する5チーム13台にはホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)を通じてエンジンを供給。

<2020年 F1参戦ドライバー>
#10 ピエール・ガスリー(Scuderia Alpha Tauri Honda)
#26 ダニール・クビアト(Scuderia Alpha Tauri Honda)
#23 アレクサンダー・アルボン( Aston Martin Red Bull Racing)
#33 マックス・フェルスタッペン( Aston Martin Red Bull Racing)

<2020年 WTCR参戦ドライバー>
#TBA エスティバン・グエリエリ(TBA)
#TBA ティアゴ・モンテイロ(TBA)
#TBA ネストール・ジロラミ( TBA)
#TBA アッティラ・タッシ( TBA)

<2020年 全日本スーパーフォーミュラ参戦ドライバー>
#5 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
#6 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
#12 タチアナ・カルデロン(Threebond Drago CORSE)
#15 ユーリ・ビップス(TEAM MUGEN)
#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)
#17 TBA( REAL RACING)
#50 ピエトロ・フィッティパルディ(B-Max Racing with Motopark)
#51 シャルル・ミレッシ(B-Max Racing with Motopark)
#64 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)
#65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)

<2020年 インディーカーシリーズ参戦ドライバー>
#TBA スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)
#TBA フェリックス・ローゼン・クヴィスト(Chip Ganassi Racing)
#TBA マーカス・エリクソン(Chip Ganassi Racing)
#TBA アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)
#TBA ライアン・ハンター-レイ(Andretti Autosport)
#TBA マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)
#TBA ザック・ヴィーチ(Andretti Autosport)
#TBA コルトン・ハータ(Andretti Autosport)
#TBA 佐藤琢磨(Rahal Letternan Lanigan Rcing)
#TBA グラハム・レイホール(Rahal Letternan Lanigan Rcing)
#TBA ジャック・ハーヴィー(Michael Shank Racing)
#TBA アレックス・パロウ(Dale Coyne Racing)
#TBA TBA(Dale Coyne Racing)

《河村大志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  4. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る