ZMP、レベル4対応自動運転用緊急ブレーキの受注開始 RoboCarシリーズに後付け可能

エマージェンシーブレーキ(後付けタイプ) 本体外観
エマージェンシーブレーキ(後付けタイプ) 本体外観全 4 枚

ZMPは、自動運転車両RoboCarシリーズに後付けできる、エマージェンシーブレーキの受注を開始した。

今回開発したエマージェンシーブレーキは、レベル4以上の完全自動運転中、不慮の電源断などにより自動運転システムにトラブルがあってもブレーキを駆動できるシステムだ。

既存の油圧式車両ブレーキシステムとは別系統のシステムを追加し、作動前にモーターを駆動し、バネを縮めアクチュエーター駆動用フルードを追加リザーバータンクへ流入。作動時は追加リザーバータンクに貯めたフルードをバネの力で流出させ、アクチュエーターに流れたフルードがペダルを押し、車両を止める。

エマージェンシーブレーキは、今後ZMPが販売する自動運転車RoboCarシリーズに標準装備するほか、すでに運用している自動運転車RoboCarシリーズには後付けで搭載できる。後付の場合の価格は800万円より。

エマージェンシーブレーキ(作動前)エマージェンシーブレーキ(作動前)

また、既存の油圧式車両ブレーキシステムのマスターシリンダからESP/ABSまでのブレーキ油圧経路の間に組込むことも可能。組込タイプの場合、ZMPは、実験車両への導入から共同研究のできるパートナを募集している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  2. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  3. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  4. 選ぶのはどっち?『単筒式 vs 複筒式』サスペンションの内部構造を比較する~カスタムHOW TO~
  5. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  6. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  7. レイズ愛が海を渡る! 欲しいカラーを求めて逆輸入を敢行した強者ユーザー現る~2024 RAYS FAN MEETING~
  8. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
  9. 熱き昭和のホンダ車が集結…第3回ホンダクラシックミーティング
  10. ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る