BMW 2シリーズ アクティブツアラー 初のフルチェンへ…ボディ拡大、グランツアラーは廃止か

BMW 2シリーズ アクティブツアラー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW 2シリーズ アクティブツアラー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 20 枚

BMWの『2シリーズ アクティブツアラー』次期型プロトタイプをカメラが捉えた。3列7人乗りの「グランツアラー」は廃止が濃厚とされているが、BMW製MPVの顔となるアクティブツアラーの進化はいかに。

次期型では、『1シリーズ』新型と共有する新開発「FAAR」FWDプラットフォームを採用、ホイールベースが延長される。またフットスペースの充実が図られるほか、軽量化とバッテリー電動オプションを含む電動パワートレインとの互換性の改善をもたらすだろう。

厳冬の北ヨーロッパで捉えた最新のプロトタイプは、偽装パネルで完全にラッピングされ、デザインの詳細は見えていない。しかし、キドニーグリルが拡大されているほか、角張ったショルダーライン、高いフロントノーズが確認できる。またサイドミラーがAピラーからドア側へ移動されるなどの変更が見られる。

コックピットには、デュアルディスプレイ、ワイドスクリーンインフォテインメントシステム、デジタルインストルメントクラスタを装備するなど、コンセプトカー『iNEXT』の技術が投入される。車内では、先進的なセンタースタック、コンパクトなギアセレクター、角度のあるアームレストや新デザインのステアリングホイール、金属製のアクセントを備える新しいドアパネルなどが見られ、キャビン内も大刷新される予定だ。

パワートレインは、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジンを始め、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150ps及び190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどが予想される。駆動方式は、標準で前輪駆動が設定されるが、四輪駆動も設定されるだろう。

ワールドプレミアは最速でも2021年前半となりそうだ。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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