【マツダ CX-30】中井執行役員「走る歓びも燃費も」…SKYACTIV-Xを投入

マツダ CX-30 SKYACTIV-Xエンジン搭載車
マツダ CX-30 SKYACTIV-Xエンジン搭載車全 4 枚

マツダは1月16日、クロスオーバーSUVの『CX-30』に独自の燃焼制御技術であるSPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用した圧縮着火方式のガソリンエンジン「SKYACTIV-X」搭載車を同日発売すると発表した。

【画像全4枚】

2019年12月に日本で発売した『MAZDA3』に搭載したのと同じエンジンであり、排気量は2.0リットル、最高出力は180馬力。価格(消費税込み)は329万円台から371万円台としており、同排気量のガソリンエンジン「SKYACTIV-G」搭載モデルより、約60万円~70万円高い。3グレードがあり、いずれもATだけでなく6速MTや4WDが選択できる。

SKYACTIV-Xはマツダが世界で初めて実用化した同社の新世代エンジンで、圧縮着火によりディーゼルエンジンのような高いトルクや燃費性能と、ガソリンエンジンの伸びのある出力性能などを併せもつのが特徴だ。SKYACTIV-Xには最高出力6.5馬力のモーターとリチウムイオン電池によるマイルドハイブリッド(M Hybrid)システムも搭載している。CX-30のSKYACTIV-X搭載車の燃費(WLTCモード)は、最も良いグレードで17.0km/リットルとなっており、同排気量のガソリンエンジン搭載車より5%向上させた。

マツダは国内ではCX-30の受注を19年9月に始めており、これまでの実績ではSKYACTIV-X搭載車については全体の4%を占めているという。同エンジン搭載車の販売計画は、今のところ公表していない。

マツダのパワートレイン開発本部長である中井英二執行役員は、15日までに横浜市で開いた試乗取材会で「SKYACTIV-Xによる走る歓びの進化とともに、燃費もどんどん良くなっていることを広く知っていただけるようにしたい」と、新エンジンの認知活動に力点を置く方針を示した。

また、国内営業本部ブランド推進部の齊藤圭介主幹は「従来のガソリン、ディーゼルに加えた3つのパワートレインにより、お客様の幅広いニーズに対応していく。SKYACTIV-Xはブランドの象徴でもあり、これまで当社がなかなかアプローチできなかったプレミアム車のお客様にも選んでいただけるようにしたい」と、新エンジンに託す期待を述べた。

《池原照雄》

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