JR北海道に「急行」がリバイバル…宗谷本線で「山紫水明」の臨時列車 5・6月

臨時ながら、宗谷本線で4年ぶりに急行が復活。写真は「山紫水明」の「山明号」。
臨時ながら、宗谷本線で4年ぶりに急行が復活。写真は「山紫水明」の「山明号」。全 2 枚

JR北海道は1月16日、宗谷本線で観光列車『花たび そうや号』を5・6月に運行すると発表した。

2019年7~9月にJR東日本のトロッコ列車「びゅうコースター風っこ」を借り入れて運行した『風っこ そうや号』に次ぐ宗谷本線の観光列車で、同年9・10月に登場したキハ40形一般型気動車を観光列車仕様に改造した「山紫水明」(さんしすいめい)の2両編成(「山明(さんめい)号」「紫水(しすい)号」)で運行される。

運行日は5月8日~6月7日の金~日曜で、このうち5月8~17日の期間は旭川~音威子府(おといねっぷ)間で『花たび そうや1・2号』が、5月22日~6月7日の期間は音威子府~稚内間で『花たび そうや3・4号』が運行される。

時刻は、『花たび そうや1・2号』が旭川7時20分発~音威子府12時12分着・12時35分発~旭川16時23分着。『花たび そうや3・4号』が音威子府11時7分発~稚内13時39分着・14時発~音威子府17時2分着。

なお、『花たび そうや号』は全列車が全車指定席の急行として運行される。JR北海道における急行列車の運行は、2016年3月に廃止された青森~札幌間の『はまなす』以来となる。また、宗谷本線における急行列車の運行は、2000年3月に廃止された『宗谷』『サロベツ』『利尻』『礼文』以来となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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