松浦鉄道、長崎電軌にも全国相互利用のICカード…nimocaを3月に導入

3月1日からnimocaが導入される松浦鉄道。
3月1日からnimocaが導入される松浦鉄道。全 2 枚

松浦鉄道と長崎電気軌道(長崎電軌)は1月17日、ICカード『nimoca』を3月に導入すると発表した。

nimocaは西日本鉄道(西鉄)の子会社である株式会社ニモカが発行する、全国相互利用可能な交通系ICカード。鉄道では西鉄のほか、熊本県の熊本市電、福岡県の筑豊電気鉄道、北海道の函館市電に導入されている。

利用開始日は松浦鉄道が3月1日、長崎電軌が3月22日で、両社でニモカを利用すると、乗車ごとの利用金額に応じて固定ポイント(2%)が、月(1日から月末まで)の累計利用金額に応じてボーナスポイントが付与される。1ポイントは1円に換算される。

なお、nimocaの導入に伴ない、両社では長崎県内を拠点とする鉄道事業者やバス事業者などで使われてきた独自ICカード『長崎スマートカード』の取扱いが終了となる。

松浦鉄道では2月29日限りで新規発売やチャージなどの扱いを終了し、5月31日限りで利用を終了。長崎電軌では3月21日限りで新規発売やチャージなどの扱いを終了し、6月30日限りで利用終了となる。カード残高の払戻しは2025年夏頃まで手数料なしで行なうとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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