小糸製作所、自動運転バス定刻運行支援の実証実験に参画…車両位置情報で信号を制御

バス定刻運行支援のイメージ
バス定刻運行支援のイメージ全 1 枚

小糸製作所は、静岡県が手掛ける「しずおか自動運転 ShowCASE プロジェクト」に参画し、1月22日から沼津市で実施される自動運転実証実験に参加すると発表した。

小糸製作所は、今回の実証実験にて、日本で初めて、車両位置情報を利用した自動運転バス優先信号制御による定刻運行支援の検証を行う。定刻運行支援は、バスが定刻通りに運行・到着できるよう、交通管制センターが信号機を制御するシステム。バスに搭載した車載器からの位置情報やバス時刻表等を基に、管制システムが停留所到着時刻や交差点通過時刻を予想・比較し、定刻に対する遅延等が発生しないよう、信号秒数等を調整・変更する。

CASEに代表される、将来のスマートモビリティ社会の実現には、交通インフラとクルマ・人の協調が必要不可欠となる。同社はこれまで培ってきた自動車照明器技術などを活用し、各種センサ・通信機能・AI等を搭載した自動車ランプやスマート信号機・街路灯等の次世代製品の実用化に向けた開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  4. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタに生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る