三菱ふそう、電気小型トラック「eキャンター」をアスクルに納車

ASKUL LOGIST納車車両:電気小型トラック「eキャンター」
ASKUL LOGIST納車車両:電気小型トラック「eキャンター」全 1 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は1月21日、アスクルのグループ企業であるASKUL LOGISTへ電気小型トラック『eキャンター』2台を納車したことを発表した。

アスクルは脱炭素社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進。2030年までに全事業所からの排出、配送に係るCO2をゼロにする「2030年CO2ゼロチャレンジ」を実現するため、原材料調達から商品配達までサプライチェーン全体でのCO2削減を進めている。これに伴い、事業活動に関係する全車両を電気自動車(EV)にすることを目指す企業が参加する国際ビジネスイニシアチブ「EV100(Electric Vehicles 100)」にも加盟している。

アスクルでは、環境への取り組みに向けたさらなる前進として、電動で駆動することで排出ガスが一切出ない電気小型トラック eキャンターを導入。今回納車されたeキャンターは、配送用トラックとして活用する予定だ。なお、Eコマース事業者へのeキャンターの納車は国内で今回が初めてとなる。

eキャンターは、騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして、三菱ふそうが開発。すでに日本国内で46台が稼働中で、日米欧で合計100万km以上の走行実績があり、環境に優しく経済性に優れていることが証明されている。車両総重量7.5トンクラス、最長で急速充電の場合約1.5時間、普通充電では約11時間の充電で、航続距離は約100kmを確保。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク390Nm)と、370V・13.8kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. スバル『REX』、初の1.0Lターボエンジン搭載…新登場の4WDモデルは218万7900円から
  4. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る