車体制振装置、ヤマハパフォーマンスダンパーが生産累計200万本を達成

ヤマハパフォーマンスダンパー
ヤマハパフォーマンスダンパー全 3 枚
ヤマハ発動機は1月22日、車両用車体制振装置「ヤマハパフォーマンスダンパー」の2004年からの生産累計が200万本を達成したと発表した。

ヤマハパフォーマンスダンパーは、車体への減衰要素の付加により、車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散。これにより車体の過大な変形速度が抑制され、比較的大きな車体変形を伴う高速走行時において高い運動性と安定性を両立させ、操縦安定性を向上させるほか、快適性の向上にも寄与する。

2000年に基本概念を発案後、2004年4月に日、欧、北米向けトヨタ『カローラ』のスポーツグレード車に量産品として初採用。以降、レクサス『CT200h』『HS250h』『NX F SPORT』など、さまざまな車種において操縦安定性や快適性の向上に寄与している。2016年11月の累計100万本達成から3年2か月での累計200万本達成となった。

ヤマハパフォーマンスダンパーは、2005年に機械振興協会が主催する「第3回新機械振興賞」にて会長賞受賞業績として選定されたほか、2006年には自動車技術会が主催する「第56回自動車技術会賞」にて技術開発賞を受賞、2008年には新技術開発財団が主催する「第40回市村産業賞」の貢献賞を受賞している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る