ジープ レネゲード と コンパス に初のPHV、受注を欧州で開始

ジープブランドの電動化はPHVが主役

EVモードは最大50km

発売記念モデルのファーストエディション

ジープ・レネゲード 4Xe とジープ・コンパス 4Xe
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FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のジープブランドは、『レネゲード』(Jeep Renegade)と『コンパス』(Jeep Compass)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「4xe」の受注を欧州で開始した。

ジープブランドの電動化はPHVが主役

ジープブランドは、2022年までの5か年の中期経営計画において、電動化の推進を重視している。ジープブランドの電動化の推進は、PHVを主役に位置付ける。2022年までにPHVを10車種、市場に投入。さらに、EVも4車種をリリースしていく。

ジープはすでに、新型『ラングラー』にブランド初のマイルドハイブリッドを設定している。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力270hp、最大トルク40.8kgm)に、マイルドハイブリッドの「eTorque」システムを搭載した。アイドリングストップ、電動アシスト、バッテリー充電、回生ブレーキなどの機能を持つ。

ジープブランドから今回登場した新型PHVが、レネゲード初のPHVの『レネゲード4xe』と、コンパス初のPHVの『コンパス4xe』だ。ジープは今後、4xeの名称をPHVに広く使用していく。ジープ・レネゲード 4Xeジープ・レネゲード 4Xe

EVモードは最大50km

レネゲード4xe とコンパス4xe のPHVシステムは、1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンにモーターを組み合わせて、システム全体で240hpのパワーを引き出す。ジープによると、最大出力170 hpのディーゼル「Trailhawk」に対して、トルクは最大50%増加しているという。

エンジンが前輪、モーターが後輪駆動する「eAWD」システムを搭載。0~100km/h加速は、およそ7秒、最高速は200km/hの性能だ。EVモードでは、最大でおよそ50kmをゼロエミッション走行できる。EVモードの最高速は130km/hとした。CO2排出量は50g/km以下と、高い環境性能を備えている。ドライブモードは、「ハイブリッド」、「フルエレクトリック」、「Eセーブ」 の3種類が切り替えられる。ジープ・レネゲード 4Xeジープ・レネゲード 4Xe

発売記念モデルのファーストエディション

欧州市場向けには、発売記念モデルとして、「ファーストエディション」が設定される。市場に応じて、「S」トリムをベースにした「アーバン」と、Trailhawkトリムをベースにした「オフロード」の2つの仕様を用意した。どちらのモデルにも、最新の先進運転支援システム(ADAS)を標準装備。家庭および公共の充電ソリューションも用意される。

ファーストエディションは、装備を充実。 ナビシステムの「Uconnect NAV」、8.4インチタッチスクリーン、スマートフォンとの連携機能、無線およびスマートフォンからの充電管理機能も採用した。7インチのTFTディスプレイには、バッテリー残量レベル、航続(EVおよびハイブリッドモード時)が表示される。アーバンには19インチホイール、オフロードには17インチホイールを装着。ヘッドライトはレネゲードがフルLED 、コンパスがバイキセノンを採用している。

ブラインドスポット、リアカメラ、パークアシスト、パーキングセンサー、パッシブエントリー付きキーレスゴー、充電用ケーブルも装備。ボディカラーには、カーボンブラック、アルパインホワイト、グラナイトクリスタルメタリック、ブルーシェード、スティンググレーの5色が設定されている。

ファーストエディションには、5年間の車両と8年間のバッテリー保証が付帯する。専用のWallboxを介した家庭充電ソリューションを含む「ローンチパック」も利用できる。これにより、最大3 kWの充電電力と3時間30分の充電時間を含む「プラグアンドプレイ」ソリューションが提供される。このソリューションは 、同じハードウェアを使用しながら、充電出力を7.4kWにアップグレードすることが可能。充電速度を上げ、充電時間を短縮することができる、としている。

《森脇稔》

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