トヨタ、農業IT管理ツール「豊作計画」を刷新 適応品目を拡大

システムラインアップ
システムラインアップ全 2 枚

トヨタ自動車は、農業IT管理ツール「豊作計画」を刷新し、4月より提供を開始する。

豊作計画は、広範囲に分断して存在する水田を集約的に管理し、効率的な農作業を可能とするために開発したクラウドサービス。トヨタ自動車が2014年に開発し、現在、全国94の農業経営体が導入。作業工程やコストの異常管理を通じて育苗工程での作りすぎのムダ削減等、日本の農業事業の経営改善にて、大きな成果を上げている。

新たな豊作計画では、農業経営体からの要請に基づき、米作だけでなく、露地野菜やハウス栽培等に幅広く適用できるよう、適応品目を野菜・果樹・畜産などにも拡大した。また、受注・人員・生産・出荷・在庫の一連の情報を一元管理する新機能を追加。受注生産である野菜作りの生産計画の精度向上による廃棄ロスや、出荷遅れの低減や経営者の負担となっていた生産・人員計画の作成や管理業務の効率化も可能にした。

システムラインアップは、生産品目の特性に合わせて「タイプA」「タイプB」「タイプC」の3種類を設定。また、経営管理・帳票出力・農機管理・環境管理などの機能をオプション設定とし、顧客ニーズに合わせた選択を可能としている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  3. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る