池袋線系統の特急がすべて『Laview』に…西武が3月14日にダイヤ改正

池袋線系統の特急は001系『Laview』(左)に統一。「ニューレッドアロー」こと10000系(右)がついに撤退する。
池袋線系統の特急は001系『Laview』(左)に統一。「ニューレッドアロー」こと10000系(右)がついに撤退する。全 13 枚
西武鉄道(西武)は1月29日、ダイヤ改正を3月14日に実施すると発表した。

池袋線系統では、特急がすべて001系『Laview』に置き換えられ、池袋~西武秩父間の所要時間は、最速列車が現行より1分短縮した1時間17分となる。

また、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線直通の有料座席指定列車『S-TRAIN』では、平日下りの所沢行きが小手指まで延長され、降車専用駅に練馬・西所沢・小手指の3駅が追加される。

このほか池袋線では、日中の西武有楽町線で増発が実施される関係で、「Fライナー」を含む一部の快速急行が新桜台通過に。平日夜間の小竹向原発下りで増発や行先変更、一部駅で始発と終発の繰上げ、運行区間の延長が実施される。日中では線路改良工事の完了により、優等列車の所要時間が短縮され、池袋→石神井公園間が最速8分、池袋→所沢間が最速21分となる。

西武秩父線では、土休日の朝夕に運行している秩父鉄道直通列車の発着駅が池袋から飯能に変更される。

新宿線では、土休日の日中に本川越行きの下り快速急行が2本増発されるほか、高田馬場~本川越間の最速所要時間が現行より約10分減の46分となる。

平日18~19時台では高田馬場駅(東京都新宿区)の混雑を緩和するため、特急の後続列車が急行に変更され、土休日の19~20時台では利用状況に応じて運行形態が一部見直される。

このほか新宿線では、西武新宿駅で平日朝ラッシュ時のホーム混雑緩和を図るため、同駅の優等列車到着ホームが2・3番線に変更される。

国分寺線・多摩湖線系統では、日中の国分寺~西武遊園地間直通列車を20分間隔とするほか、東村山駅(東京都東村山市)の国分寺行き、西武園行きの乗降ホームを統一。西武園16時41分発国分寺行きは東村山行きに変更され、国分寺~西武園間の直通列車は早朝のみの運行となる。

また、土休日の朝9時台には国分寺~萩山間で1往復が増発され運行間隔の平準化が図られる。

なお、西武のダイヤ改正に伴ない、相互乗入れを行なっている東京メトロ有楽町線や副都心線でも増発を含むダイヤ改正が実施され、有楽町線では日中の小竹向原~新木場間の運行間隔が1分短縮した5分となり、同区間では1時間あたり2往復が増発される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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