いすゞ、エルフ など3万6000台をリコール…走行不能となるおそれ

いすゞ エルフ(参考画像)
いすゞ エルフ(参考画像)全 3 枚

いすゞ自動車は1月30日、小型トラック『エルフ』など4車種のエンジンおよび燃料噴射装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

[改善箇所]

対象となるのは、いすゞ『エルフ』、日産『アトラス』、UDトラックス『コンドル』、マツダ『タイタン』の4車種で、2011年5月28日から2015年1月19日に製造された3万6774台。また、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない39台も対象となる。

エンジンについては、高回転高負荷時のエンジン制御プログラムが不適切なため、ピストン燃焼室口元部に冷熱ダメージが蓄積して亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行して穴が開き、エンジンの出力低下や白煙が発生し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、エンジン制御プログラムを対策プログラムに書き換える。また、車両走行データを確認し、負荷及びその頻度の高い車両はエンジンを良品に交換する。

不具合は161件発生、事故は起きていない。

燃料噴射装置については、サプライポンプをエンジンに取り付けるボルトの締結力が不足しているため、走行振動等により締結部が緩むことがある。そのため、サプライポンプの振動が増大し、最悪の場合、燃料パイプに亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。

改善措置として、全車両、サプライポンプ締結部の点検を行い、緩んでいる場合はエンジンを良品に交換、緩んでいない場合は増締めを行う。

不具合は34件発生、事故は起きていない。

ともに市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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