ボッシュ、燃料電池スタックを2022年に発売へ…高効率の内燃機関への投資も継続

ボッシュの燃料電池開発現場
ボッシュの燃料電池開発現場全 2 枚

ボッシュ(Bosch)は、燃料電池パワートレインのコアコンポーネントであるスタックを、2022年に市場投入する計画を発表した。

ボッシュはPowercell社と協力して、燃料電池スタックを開発している。Powercell社は、スウェーデンのイェーテボリに本社を置く企業。2008年にボルボグループから分社した。すでにPowercell社は、トラックや自動車のプロトタイプとして使用するための燃料電池を供給している。

また、ボッシュは、高効率の内燃機関への投資も継続している。ボッシュの市場調査によると、2030年に新車登録される車両の3台のうち2台は、ハイブリッドのオプションの有無にかかわらず、依然としてディーゼル車またはガソリン車になる見込みという。

解決策として挙げられるのが、高効率の内燃機関と最先端の電気モーターのパワートレインミックスだ。さらに、ボッシュは、再生可能な合成燃料の使用にも尽力している。

ボッシュは、すでに路上を走っている旧型車も、CO2排出量の削減に貢献する必要がある。再生可能な合成燃料の使用により、燃焼プロセスをカーボンニュートラルにすることが可能になる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る