ボッシュ、モビリティソリューション事業を強化

ボッシュのモビリティソリューション事業のイメージ
ボッシュのモビリティソリューション事業のイメージ全 1 枚

ボッシュ(Bosch)は、モビリティソリューション事業を強化すると発表した。

代替モビリティへの移行が進む中、ボッシュはモビリティや車がなくなるわけではないと見ている。ボッシュは、モビリティソリューションのリーディングプロバイダーとして、引き続き有利な立場にあるという。自動車業界における根本的な大変動には、ボッシュにとって大きな機会が潜んでいると予測する。

その中には、未来のモビリティに対する需要の高まりがある。国際交通フォーラム(ITF)によると、個人のモビリティは2015年から2030年の間に、世界で50%近く増加するという。ボッシュは近い将来において、車が最も選ばれる輸送手段であり続けると予想する。そして、車にはさらに安全かつ便利で環境に優しい輸送手段になる見込みが充分にあるという。

モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)、そして燃料電池といった新しいテクノロジーも、代替モビリティへの移行をさらに推進することにつながる。ボッシュはこれらの開発分野への早期参入が、利益につながると見ている。

また、eモビリティ市場に新規参入する自動車メーカーからは、コンポーネントよりも完全なソリューションに対する需要が高まりつつある。ボッシュは、より多くのシステム事業から、数十億ユーロの売上を予想。今後、ボッシュはさらにエレクトロニクスやソフトウェアに対するトレンドからも、恩恵を受けると見られる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る