米テスラの株価急騰、電池事業で寄り添うパナソニックも上昇[新聞ウォッチ]

ニューヨークのテスラ販売店
ニューヨークのテスラ販売店全 3 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

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急激な株価の上昇などは、とかく実体経済や企業の業績とは乖離しているケースが少なくないが、それにしても、米電気自動車(EV)大手のテスラの株価が急騰し、最高値を更新し続けているという。2月4日は一時、968ドルまで上昇。2カ月前の約3倍の水準で推移しているそうだ。

きょうの朝日が経済面で「テスラ株2か月で3倍」とのタイトルで「業績が上向いていることに加え、提携するパナソニックが3日、テスラとの北米の電池事業が昨年10~12月期に黒字化したと明かしたことが一気に株価を押し上げた」と報じた。

また、そのテスラの追い風もあり、パナソニック株も5日の終値で前日比51円50銭高の1235円まで上昇し、約1年3か月ぶりの高値になったとも伝えている。

日経は社説のテーマとしても「EV時代示すテスラの株高」と取り上げている。それによると、すでに1月に独フォルクスワーゲン(VW)の時価総額を抜き、4日時点でも1500億ドル(約16兆円)超と、約840億ユーロ(約10兆円)のVWに大きく水をあけていると指摘。約25兆円で世界一のトヨタ自動車に次ぐ2位とも。

さらに、日経はマーケット総合面でも「EV銘柄、世界で物色」として、「米テスラが急騰し、中国や英国がEV普及を後押しする方向も示したためだ」と解説している。ただ、国内をみると、EV開発では先行する日産自動車と三菱自動車については業績の悪化に連動して株価も低迷しており、皮肉にも乖離はしていないようだ。

2020年2月6日付

●新型肺炎、クルーズ船14日待機、10人入院、国内初集団感染(読売・1面)横浜港沖で停泊中のクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス横浜港沖で停泊中のクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス

●英「HV禁止」業界に影、35年に欧州戦略見直しも(読売・6面)

●車部品供給ピンチ、急増する中国製停滞国内生産に影(朝日・6面)

●テスラ株2か月で3倍、パナと電池事業黒字化で(朝日・6面)

●トップ登場、日本電産 関潤次期社長、日産ナンバー3決意の転身(毎日・7面)

●米経済の復活誇示、トランプ氏「雇用、市場を開拓」一般教書演説(産経・1面)米トランプ大統領の一般教書演説米トランプ大統領の一般教書演説

●地域密着型配送、トヨタ販社が挑む、来月から本格実施(産経・10面)

●1月の中国新車販売、トヨタ・マツダ減少(産経・10面)

●ガソリン2週連続値下がり(東京・6面)

●EV電池家庭で再利用、トヨタ、蓄電向け仕組み作り、パナソニックなど参加へ(日経・1面)

●マツダ、円高響き8%減益、4~12月純利益、スバルは5%減(日経・19面)

《福田俊之》

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