三菱 デリカD:5、5万8000台をリコール ECUプログラム不具合でエンストのおそれ

三菱 デリカD:5(参考画像)
三菱 デリカD:5(参考画像)全 2 枚

三菱自動車は2月13日、ミニバン『デリカD:5』のエンジンコントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2012年12月18日から2019年1月7日に製造された5万8297台。

対象車両は、燃料ポンプの制御プログラムが不適切なため、燃料残量が少ない場合に、燃料ポンプが空気を吸い込むことがある。そのため、燃料がエンジンに供給される過程で空気が圧縮され高温になることで炭化物が生成され、フューエルインジェクター内部に堆積。インジェクターが作動不良となり、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。また、車台番号を確認し、フューエルインジェクターが対策前の車両は対策品と交換。取扱説明書やメンテナンスノートで、フューエルインジェクタークリーナーの定期注入指示がある車両は、その指示を廃止する。

不具合は136件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る