BMW M2コンペティション、アートカーと限定車を同時に発表…限定車は6月発売へ

3.0リットル直6ツインターボは最大出力410hp

国際的現代アーティストの「FUTURA 2000」がデザイン

バンパーとサイドシルに独特のアートを表現

BMW M2コンペティションのアートカーと限定車「M2エディション」
BMW M2コンペティションのアートカーと限定車「M2エディション」全 27 枚

BMW は2月13~16日、米国ハリウッドのパラマウントピクチャーズスタジオで開催された「Frieze Los Angeles 2020」において、『M2コンペティション』(BMW M2 Competition)のアートカーと限定車をワールドプレミアした。

3.0リットル直6ツインターボは最大出力410hp

M2コンペティションはBMWの小型クーペ、『2シリーズクーペ』の頂点に立つハイパフォーマンスモデルだ。『M4クーペ』や『M3セダン』と共通仕様の直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンツインターボエンジンは最大出力410hp/5250~7000rpm、最大トルク56.1kgm/2350~5200rpmを発生する。

トランスミッションは、6速MTまたは7速Mダブルクラッチだ。M2コンペティションは、0~100km/h加速4.2~4.4秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速が280km/h(リミッター作動)に到達する。

BMW M4クーペと同等の冷却システムを採用し、ラジエーターやオイルクーラーを追加した。さらに、カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)を使用したストラットブレイズを採用することで、剛性を強化する。大径のMスポーツブレーキを装備することで、制動力も強化している。ダンパーやスタビライザーは、専用設定した強化サスペンションを装備し、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)のセッティングや、シャシーにもチューニングを加え、高性能スポーツクーペに相応しい走行性能を追求している。BMW M2コンペティションのアートカーBMW M2コンペティションのアートカー

国際的現代アーティストの「FUTURA 2000」がデザイン

BMW は米国ハリウッドのパラマウントピクチャーズスタジオで開催されたFrieze Los Angeles 2020において、M2コンペティションのアートカーと限定車をワールドプレミアした。アートカーはワンオフモデルだが、このアートカーのモチーフを取り入れた限定車は、6月に『M2エディション』として、一般向けに発売される予定だ。

このアートカーと限定車は、国際的現代アーティストの「FUTURA 2000」が手がけたもの。レナード・ヒルトン・マクガー生まれのFUTURA 2000は、1980年代にグラフィティアートの先駆者としての地位を確立した。 彼はすぐにストリート文化において、急進的なアプローチで知られるようになった。商業アーティストとして大きな成功を収めており、いくつかの有名ブランドなどから依頼を受けている。BMW M2コンペティションのアートカーBMW M2コンペティションのアートカー

バンパーとサイドシルに独特のアートを表現

限定車のM2エディションのエクステリアは、フロントバンパー、サイドシル、リアバンパーに、FUTURA 2000の独特のアートが表現される。さらに、足元には19インチのジェットブラック仕上げの軽量アルミホイールが装備されている。この独特の模様は、アートカーではフロントバンパー、サイドシル、リアバンパーだけでなく、ボンネットやドア、ルーフなど、ボディ全体に描かれているのが特徴だ。

M2エディションのインテリアには、ブラックとアイボリーホワイトの2色を使ったダコタレザーMスポーツシートを採用した。このシートには、ポーラーブルーのコントラストステッチが配される。さらに、インテリアパッケージには、グレーのMアルカンターラレザークラッドスポーツステアリングホイールを装備。12時の位置にマークを記した。また、限定車を意味するシリアルナンバープレートも装着されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る