東京メトロの新制服---オリンピック・パラリンピックとその先に向けて、16年ぶり刷新

東京メトロの新制服発表
東京メトロの新制服発表全 14 枚

東京メトロ=東京地下鉄株式会社は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその先も見据え、2020年4月1日より、駅員・駅係員、及びサービスマネージャーの制服を、新しいデザインへとリニューアルする。2月19日に発表記者会見を開催した。

東京地下鉄株式会社代表取締役社長・山村明義氏はリニューアルの理由について、「東京の変遷に合わせて制服は今までもリニューアルしてきた。このたび、東京2020オリンピック・パラリンピックとその先に向けて、東京にお越しになるお客様を、装い新たにお出迎えするために、2004年の東京メトロ発足以来初となる制服のリニューアルを行うことにした」と述べる。

デザインやコンセプトについて、「東京らしいシンプルスタイリッシュをデザインコンセプトにし、東京メトロをご利用いただく、国内外の様々なお客様へ、駅係員や乗務員、サービスマネージャーが制服を通じて、スタイリッシュな東京の魅力を発信していけるようなデザインに仕立て上げている」と説明した。

駅長用、係員用制服には、社員からの要望を受けてシャツの両胸にポケットを設置。上着の襟部分には『ハートM』の金色刺繍を用いたワンポイントデザインが採用されている。また帯電防止機能、ストレッチ機能を向上させ、快適性も高められているとのこと。

サービスマネージャーのデザインは、『スタイリッシュ・メトロ』がコンセプトで、利用客からひと目でサービスマネージャーとわかる、スタイリッシュネイビーとグレーを基調としたスーツに、メトロブルーのアクセントが入ったデザインになっている。

機能面では、携帯品が多いことから名札ループを採用し、ポケットの収納機能を向上させている。また上着もサイドベンツを採用し、シルエットが膨らまないような仕様になっている。ネックアイテムは、東京メトロのロゴマークと車両、各路線のアイコンがモチーフとなっているのも特徴だ。

今回の制服のデザイナーは、駅長・係員の制服については、オンワード商事株式会社、サービスマネージャーの制服については、公益財団法人日本ユニフォームセンターにデザインを依頼し、いくつか上がってきたデザインの中から選択した(鉄道本部鉄道統括部契約課長・村田純一氏)。また、それぞれの制服を制作する際のコストは発表できないとのことだった(広報部広報課課長補佐・中川恵介氏)。

また同日より、「女子駅伝部」を創設することも併せて発表された。チーム名称は「東京メトロマーキュリー」と名付けられ、監督に志水見千子氏、アドバイザーに鈴木博美氏を招聘し、青山由佳選手、雨宮氷奈選手、高松いずみ選手、向井智香選手の4名が所属する。また東京大学スポーツ先端科学研究拠点との共同研究を通じ、科学的側面からもチームの強化が図られる。駅伝チーム、メトロマーキュリー。左から、高松いずみ選手、雨宮氷奈選手、志水見千子監督、青山由佳選手、向井智香選手。手にした色紙には決意の言葉が書かれている。駅伝チーム、メトロマーキュリー。左から、高松いずみ選手、雨宮氷奈選手、志水見千子監督、青山由佳選手、向井智香選手。手にした色紙には決意の言葉が書かれている。

《関口敬文》

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