沖縄県の那覇空港駅(那覇市)とてだこ浦西駅(浦添市)を結ぶ「ゆいレール」を運営する沖縄都市モノレールは2月20日、JR東日本が運営するICカード乗車券「Suica」の利用を3月10日から開始すると発表した。
沖縄都市モノレールでは、これまでICカード乗車券に独自の「OKICA」を使用していたが、2019年にJR東日本とSuicaの利用について合意していた。沖縄県内の交通事業者で全国相互利用の交通系ICカードが利用されるのは初めてとなる。
ゆいレールの線内ではSuicaカードの購入はできないが、全駅でSuicaのチャージが可能で、一部の駅にはチャージ可能な精算機が設置される。
ただしOKICAで行なっているポイント付与や、1駅利用の場合の「おとなり割引」は適用されないなど、OKICAとSuicaの差別化も図られている。
ゆいレール