BMWとマイクロソフトの「オープン・マニュファクチャリング・プラットフォーム」、ZFとボッシュが参画

ZFやボッシュを迎え入れて開催されたBMWとマイクロソフトの「オープン・マニュファクチャリング・プラットフォーム」の会合
ZFやボッシュを迎え入れて開催されたBMWとマイクロソフトの「オープン・マニュファクチャリング・プラットフォーム」の会合全 2 枚

BMWグループ(BMW Group)は2月19日、マイクロソフトと2019年に設立した「オープン・マニュファクチャリング・プラットフォーム(OMP)」に、ZFやボッシュなど3社が新たに参画した、と発表した。

OMPは、製造業を中心にした企業が、業界を超えたコラボレーション、知識とデータの共有、新しいテクノロジーへのアクセスを通じて、大規模なイノベーションを促進するためのアライアンスだ。OMPは、企業がデータの可能性を解き放ち、産業ソリューションをより速く、より安全に統合しながら、知的財産を所有し、業界標準、オープンソース参照アーキテクチャ、共通データモデルなどを活用する。

OMP は、マイクロソフトの「アジュール(Azure)」 の産業用 IoT クラウドプラットフォーム上に構築されている。OMP は、機械の接続性やオンプレミスシステムの統合など、一般的な業界の課題に対処できるように設計されている。これにより、OEM やサプライヤー、パートナーは、ソフトウェアソリューションの再利用を促進し、実装コストの大幅な削減につながる。

また、OMPは、機械とシステムのデータ接続やシステム統合など、業界全体のニーズに対応している。これは、メーカー、サプライヤー、そのパートナー企業が新しいソフトウェアをゼロから構築する必要はなく、既存のコンポーネント上に構築できることを意味する。

このOMPに、ZFやボッシュなど3社が新たに参画した。OMPは、IoT(モノのインターネット)接続、産業用IoTリファレンスアーキテクチャ、ATS(自動輸送システム)など、業界にとって重要なコアエリアに焦点を当てる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る