ホンダ アコード 10世代…大きくなったり小さくなったり、環境だったり[フォトヒストリー 後編]

ホンダ・アコード(1993年)
ホンダ・アコード(1993年)全 42 枚
ホンダは、フルモデルチェンジした新型『アコード』を2月21日に発売した。先代から引き続き、ハイブリッド専用車となる。ホンダの主力車の一つであったアコードは、世界戦略車ともなり、日本市場での性格は変わっていった。

◆5代目
1993年9月2日

新型は3ナンバーに拡大、セダンとしての新しい基準を目指した。効果・効率を追求した新しい開発体制により、設備投資を効率化、高いバリューフォーマネーを達成したとする。15日に発売、国内販売計画は月販4000台。

ながらくアコードの兄弟車だったビガーは、アコードより先、1992年1月29日発表でモデルチェンジ、アコード・インスパイア改め『インスパイア』と兄弟車となり、完全にアコードより上級のクラスになった。

1992年03月03日にはアスコットに、4ドアハードトップ『アスコットイノーバ』が追加された。エンジンは4気筒。先代で派生したアスコットは、1993年10月14日発表でモデルチェンジし、ビガー&インスパイアと同じ5気筒エンジンを搭載した。アスコット&アスコットイノーバは5ナンバー車がラインナップの中心で、大型化したアコードを補完する意味もあったと思われる。

5代目アコードからはビガー、インスパイア、アスコット、アスコットイノーバ、ラファーガはアコードシリーズに含まれていない。

◆アコードワゴン&クーペもフルモデルチェンジ
1994年02月23日発表

ホンダ・アコードワゴン(1994年)ホンダ・アコードワゴン(1994年)ホンダは、米国製新型アコードワゴンと、同じく米国製新型アコードクーペをそれぞれ全国のクリオ店から発売した。発売日は3月1日。国内販売計画はアコードワゴンが年間2万台、アコードクーペが年間4万台とされた。クーペは5代目の設定が最後になった。

◆6代目
トルネオ設定
1997年09月04日発表

セダンとワゴンのフルモデルチェンジでは、高水準の環境保全対応とクルマ本来の魅力である操る楽しさとを高次元で両立したと謳う。シリーズにセダンの『トルネオ』があらたに設定された。セダンは再び5ナンバーボディになる。

扱いはアコードがクリオ店、トルネオがプリモ店およびベルノ店で、発売日はそれぞれ9月5日。また、アコードワゴンがクリオ店で扱いで10月9日に発売された。販売計画台数はシリーズ合計で月販9000台だった。

◆7代目
2002年10月10日発表

ホンダ・アコード(2002年)ホンダ・アコード(2002年)DOHC i-VTECエンジンによる高い走行性能と、世界トップレベルの空力性能を自負する。高速道路における車線維持と車間・車速制御による運転者支援システム(ホンダインテリジェント・ドライバーサポート・システム)と音声認識ホンダ・DVDナビゲーションシステムの導入は特筆されるだろう。ボディは全車3ナンバーとなる。

一部タイプでは前モデルの同等タイプに対し約5万円の値下げになったものもあった。アコードは10月11日、アコードワゴンは11月28日にホンダクリオ店から発売。販売計画台数は、アコード&アコードワゴン合計で5000台とされた。

◆8代目
2008年12月04日発表

ホンダ・アコード(2008年)ホンダ・アコード(2008年)車両挙動安定化制御システム<VSA>やサイドカーテンエアバッグなどの先進・安全装備を全タイプに標準装備して、12月5日に発売。アコードワゴンは「アコードツアラー」に改名した。販売計画台数はアコードシリーズ合計で月販1000台となった。

8代目導入前の2006年3月1日よりホンダは、国内販売店チャネル「プリモ」「クリオ」「ベルノ」3チャネルを統合し、ホンダブランドのクルマ全てを取り扱う「ホンダ」チャネルとしている。

◆9代目
2013年06月20日

ホンダ・アコード(2013年)ホンダ・アコード(2013年)9代目の国内販売はハイブリッドの4ドアセダンのみとなり、「アコードハイブリッド」が6月21日に発売された。JC08モード燃費は30.0km/リットル。このころまでにビガー~インスパイア・シリーズが廃止されており、アコードが上級セダンの位置を確保する。国内販売計画台数は月販300台。

またアコードハイブリッドをベースに、家庭用電源からの充電を可能にした新型「アコード・プラグインハイブリッド」を設定、日常走行のほとんどをEV走行できるプラグインハイブリッドシステムを搭載し、JC08モード燃費70.4km/リットルを実現した。法人企業や官公庁などを中心に、6月21日からリース販売された。

ホンダ・アコード(2020年)ホンダ・アコード(2020年)

《高木啓》

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