トヨタ GRスープラ に2.0直4ターボ、欧州仕様を発表へ…ジュネーブモーターショー2020

車両重量は3.0直6搭載車よりも100kg軽量

スポーツカーの「黄金比」は健在

限定200台の欧州発売記念車「富士スピードウェイ」仕様

トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」
トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」全 11 枚

トヨタ自動車の欧州部門は、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2020において、トヨタ『GRスープラ2.0』(Toyota GR Supra 2.0)の欧州仕様車を初公開すると発表した。

画像:トヨタ GR スープラ 2.0

『GRスープラ』の欧州仕様車はこれまで、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン搭載車のみをラインナップしていた。

GRスープラは、新型BMW 『Z4』とエンジンなどの主要部品を共用する兄弟車の関係にあり、新型Z4には、すでに2.0リットル直列4 気筒ガソリンターボエンジン搭載車が用意されている。この直4ターボエンジンが、GRスープラにも搭載される。そのため、GRスープラは新型Z4と同じく、マグナシュタイヤーのオーストリア・グラーツ工場において、受託生産が行われている。

車両重量は3.0直6搭載車よりも100kg軽量

2.0リットル直列4気筒ターボエンジンには、シングルツインスクロールターボチャージャーを装着する。欧州仕様車の場合、最大出力は258hp、最大トルクは40.8kgmを獲得する。トランスミッションは、ZF製の8速ATを組み合わせた。0~100km/h加速は5.2秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」

コンパクトな2.0リットル直4エンジン搭載による軽量化は、GRスープラにダイナミックなメリットをもたらす。車両重量は、3.0リットル直6搭載車よりも、およそ100kg軽い。また、直4エンジンは直6よりも短いため、車体の中心近くに配置され、理想的な50対50の前後重量バランスを可能にしている。これは、車のレスポンスや敏捷性、ハンドリングに貢献するという。

スポーツカーの「黄金比」は健在

2.0リットル直4搭載のGRスープラは、ホイールベースをトレッド(前後平均値)で割った値を1.55とした。この値は、3.0リットル直6搭載車と変わることはなく、スポーツカーの「黄金比」になるという。

2.0リットル搭載車は、18インチのアルミホイール、8.8インチのディスプレイを備えた4スピーカーオーディオシステム、黒いアルカンターラ仕上げのスポーツシートなどを標準装備する。

「トヨタスープラセーフティ」も採用された。ブレーキ機能付きのプリクラッシュセーフティ、歩行者とサイクリスト検出機能、アクティブステアリング付きレーンキープアシスト(LKA)、道路標識アシスト、インテリジェントスピードアシストを装備している。

オプションの「コネクトパック」は、ナビゲーションシステムとオンラインサービスへの接続機能を追加する。「スポーツパック」は、アクティブLSD、アダプティブサスペンション、スポーツブレーキを装備して、パフォーマンスを向上させる。

「プレミアムパック」は、12スピーカーJBLプレミアムサウンドシステム、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレススマートフォンチャージャー、ブラックレザー内装、メモリー機能付きパワーシートなどが追加される。トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」トヨタ GR スープラ 2.0の欧州発売記念限定モデル「富士スピードウェイ・エディション」

限定200台の欧州発売記念車「富士スピードウェイ」仕様

2.0リットル直4ターボ搭載のGRスープラは、欧州で発売記念車として、「富士スピードウェイ・エディション」を限定導入する。これは、19インチマット仕上げのアルミホイール、赤いドアミラーカバー、専用のホワイトメタリックペイントが特長だ。室内には、カーボンファイバー製のダッシュボードトリムインサートと、赤と黒のアルカンターラが採用される。

富士スピードウェイ・エディションには、コネクトパックとスポーツパックを標準装備した。欧州市場向けに、200台が限定生産される予定だ。

《森脇稔》

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