秩父鉄道が三峰口駅に「SL転車台公園」を整備へ…旧鉄道車両公園をリニューアル

三峰口駅構内にあるSLの転車台。
三峰口駅構内にあるSLの転車台。全 1 枚

埼玉県の秩父鉄道は2月25日、三峰口(みつみねぐち)駅(埼玉県秩父市)構内に設けられていた鉄道車両公園を「SL転車台公園」としてリニューアルすると発表した。

鉄道車両公園は1989年3月に開園し、以来、秩父鉄道の電車、電気機関車、貨車といった歴代車両を展示していたが、三峰口駅構内でSL関連施設の充実を図るためのリニューアルを行なう前段階として、老朽化した保存車両の解体撤去が2019年5月から実施された。

その際、鉄道車両公園内への立入りが制限されたが、作業終了後の8月には解除。10月には創立120周年記念イベント開催のため、樹木伐採工事や土木工事が行なわれ、再び立入りが制限された。これは翌11月に解除されていたが、2月25日には「SL転車台公園」としてのリニューアル工事に入ることから、三度、立入りが制限されている。

工事は5月29日まで実施される予定で、秩父鉄道では鉄道車両公園のリニューアル発表に際し、「たくさんの皆様にお楽しみいただける魅力ある空間造りを目指して参りますので、今後も変わらぬご愛顧の程何卒よろしくお願い申し上げます」とアナウンスしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る