SAS Institute Japanは2月26日、TOYO TIREのAI、デジタル技術を活用したリアルタイムで「走行中のタイヤパフォーマンス」を可視化するタイヤセンシング技術研究開発に、SASのソリューションが採用されたと発表した。
TOYOが採用したのはSASの機械学習とディープ・ラーニングを担う「ビジュアルデータマイニング&マシンラーニング」と、IoTソリューションストリーミング・データを収集・分析する「イベントストリームプロセシング」。
TOYOはタイヤにセンサーを装着し、走行中のタイヤの状態とタイヤの限界値「タイヤ力」を把握する独自のセンシング技術を開発した。「タイヤ力」を把握する上でTOYOは、SASのソリューションを利用し、タイヤに装着したセンサーからの情報を入力し「タイヤ力」として出力する「タイヤ力推定モデル」を構築、タイヤのパフォーマンスをリアルタイムに可視化できるようにした。