リアウイングがない! ホンダ シビックタイプR に「スポーツライン」…ジュネーブモーターショー2020[中止]発表予定

ホンダ・シビック・タイプR 改良新型のスポーツライン(欧州仕様)
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ホンダの欧州部門は、3月3日にスイスで開幕するジュネーブモーターショー2020において、改良新型『シビック タイプR』(Honda Civic Type R)の「スポーツライン」を初公開すると発表した 。

新型コロナウイルス感染症のため中止> ジュネーブモーターショー2020は2月28日に開催中止が発表されました。この記事は中止決定前の情報です。業界動向の参考資料としてお読みください。(編集部)

スポーツラインは、欧州におけるシビックタイプRのラインナップを拡大する新グレードだ。シビックタイプRのスポーツの血統と卓越したドライビングダイナミクスを維持しながら、控えめな空力スタイリングとより洗練された乗り心地を追求している。

高さを抑えたリアスポイラーを装着

通常のシビックタイプRとスポーツラインの大きな違いは、大型リアウイングを廃止し、高さを抑えたリアスポイラーを装着した点にある。これにより、スポーティなスタイリングを実現しながら、車両のシルエットがより繊細になることを目指したという。

また、シビックタイプRのスポーツラインでは、車両のアンダー部に沿って、グレーのアクセントラインが配される。ボディカラーには、新色のレーシングブルーが用意された。これは、通常のシビックタイプRにも設定されている。ホンダ・シビック・タイプR 改良新型のスポーツライン(欧州仕様)

通常のシビックタイプR同様、フロントバンパーは、より滑らかなデザインに変更され、フォグランプサラウンドには、スタイリングブレードを組み込んだ新デザインとした。フルLEDヘッドライトとデイタイムランニングライトも採用されており、よりクリーンなスタイリングを追求している。

フロントマスクは、新設計の大型のエアダクトと薄型のグリルビームによって、開口部を従来比で13%拡大した。ラジエーターの改良も実施した。ホンダによると、これらの改良により、サーキットなどでのハードな走行状況において、冷却水の温度を最大10度低下させることが可能になったという。

新設計の大型のエアダクトに起因するフロントダウンフォースのわずかな減少は、新デザインのフロントリップスポイラーによって解消された。このフロントリップスポイラーは、両端にリブ付きセクションを設けて、空気の流れを最適化している。

トランクルームとテールゲートに防音材を追加

洗練された運転体験を提供することを狙い、専用のダークグレーの19インチアルミホイールは、ミシュラン「パイロットスポーツ4S」タイヤと組み合わせた。トランクルームとテールゲートに防音材を追加することにより、騒音や振動などのNVH性能を改善し、快適性を高めている。

「スポーツ」、「+ R」、「コンフォート」の3種類のドライブモードごとに、車内の音響を最適化する「アクティブ・サウンド・コントロール(ASC)」が採用された。オーディオシステムのスピーカーから音を出すもので、スポーツモードと+ Rモードでは、アグレッシブな走行中にエンジンサウンドを強化する。コンフォートモードでは、加速中にエンジンサウンドを最適に調整する。ホンダ・シビック・タイプR 改良新型のスポーツライン(欧州仕様)

赤いステッチ入りの黒いバケットシート

シビックタイプRのスポーツラインのインテリアは、繊細な雰囲気とパフォーマンス重視の仕上げを両立している。赤いステッチが入る黒いバケットシートを装備した。ホンダスポーツの伝統を反映して、ドアパネルなどのインテリア全体に、赤いステッチが添えられる。

また、新デザインのアルカンターラ仕上げのステアリングホイールにより、握りやすさが向上した。初代のシビックタイプRと同様、ティアドロップデザインのシフトレバーを装備した。このシフトレバーには、シフトフィールと精度を向上させるために、内部に90gのウェイトを追加している。

シビックタイプRのスポーツラインには、さまざまな快適性と安全性の機能が装備されている。DABラジオをはじめ、Apple「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」を組み込んだ7インチのインフォテインメントシステムも装備されている。

《森脇稔》

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