大阪の南北を貫く空港アクセス路線「なにわ筋線」が認可 2031年春の開業を予定

JRの関空アクセス特急『はるか』。現在は大阪環状線(西九条)経由だが、なにわ筋線の完成後は同線経由に変更され、所要時間を短縮する。
JRの関空アクセス特急『はるか』。現在は大阪環状線(西九条)経由だが、なにわ筋線の完成後は同線経由に変更され、所要時間を短縮する。全 3 枚

国土交通省近畿運輸局は2月28日、第3セクターの関西高速鉄道から出されていた「なにわ筋線」の工事施行認可申請を同日付けで認可したと発表した。

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なにわ筋線は、東海道本線貨物支線(梅田貨物線)上に建設される北梅田駅(大阪市北区、仮称)と、JR難波駅(大阪市浪速区)や南海電気鉄道(南海)新今宮駅(大阪市浪速区・西成区)を結ぶ約7.2kmの路線で、途中、中之島・西本町・南海新難波(いずれも仮称)の3駅が設置される。

このうち、北梅田駅を出て、西本町駅から先の道頓堀川手前の分岐点までJR西日本と南海の列車が線路を共用。途中、中之島駅では京阪電気鉄道(京阪)中之島線、西本町駅では大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)中央線、南海新難波駅では大阪メトロ千日前線・御堂筋線、近畿日本鉄道(近鉄)難波線と接する。

上下分離方式で運営され、大阪府・大阪市・兵庫県・尼崎市といった自治体や、JR西日本などの民間企業からなる関西高速鉄道が路線の設備などを保有・管理する第3種鉄道事業者、JR西日本と南海が運行を担う第2種鉄道事業者となる。

事業期間は2019~2031年度で、2031年春の開業を予定。総事業費は約3300億円。

なにわ筋線は、構想された1982年から38年が経過してようやく工事がスタートすることになり、開業後は、JR西日本の『はるか』、南海の『ラピート』といった空港アクセス特急が、なにわ筋線を通して相互に乗り入れ、大阪の南北交流促進や関西空港へのアクセス強化などが図られる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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