BMW 3シリーズ、タカタ製エアバッグで3万5000台を再リコール

改善箇所
改善箇所全 1 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は3月3日、『3シリーズ』18車種につて、エアバッグ装置(インフレータ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、「316ti」、「318i」、「318iツーリング」、「318Ci」、「318Ti」、「320i」、「323i」、「325i」、「325iツーリング」、「328i」、「328Ci」、「330i」、「330xi」、「330Ci」「330Ciカブリオレ」、「M3」、「M3 CSL」、「M3カブリオレ」の18車種で、1999年9月1日から2006年8月18日に製造された3万5022台。

対象車両は、助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、長期間にわたり、著しく高温多湿な環境下にさらされると、インフレータに水分が浸入する可能性があり、結果として、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、乗員が負傷するおそれがある。

今回のリコールは2013年および2014年に届け出ているが、改善措置により乾燥剤が入っていないタカタ製の新品インフレータに交換したものについて、再度リコールを届け出た。全車両、エアバッグを対策品に交換する。

不具合および事故は起きていない。国土交通省からの指導およびドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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