オリックス自動車は、観光関係3団体およびランドオペレーターと連携し、北関西の魅力を体験できるインバウンド向け滞在周遊型商品「海のある北関西のドライブツアー」を造成。3月3日から販売を開始した。
昨今、関西を訪れる外国人観光客数が伸びている一方で、大阪や京都などに集中しているため、北関西(兵庫県、京都府、福井県)、山陰や北陸など日本海側エリアへの誘致が課題となっている。また、訪日外国人の旅行ニーズの多様化と興味の深度化によりレンタカー需要が拡大。今回、豊岡観光イノベーション(豊岡DMO)、京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)、若狭湾観光連盟の観光関係3団体と、ランドオペレーターのアヤベックス、レンタカー事業を行うオリックス自動車が連携。レンタカーを活用したドライブツアーによって、日本海側の新たな観光ルートを通して、観光需要の創出を目指す。
ドライブツアーは、関西国際空港発着で、北関西などの日本海側エリアをレンタカーで周遊する4泊5日の4プランを用意。プランには、レンタカー料金、宿泊代のほか、観光3団体が厳選した各エリア特有の体験などが含まれており、さまざまな体験を通じて、地域の深い魅力に触れることができる。
各プランの料金(2名1室1人あたり)は、城崎~丹後半島~天橋立~若狭、北関西の主要な見どころを満喫する「北関西ハイライト」が9万5000円より、各地の見どころに加え、絶景ポイントを訪れる「フォトジェニックに楽しむ」が10万6000円から、ファミリーをターゲットに各地でアクティビティなどを楽しみながら北関西エリアを周遊する「家族みんなで遊びつくそう」が7万1000円より、こだわりある宿泊ホテルや伝統文化体験などを楽しみながら周遊する「ラグジュアリー」が11万8000円。
なお、レンタカーはホンダ『フィット』、トヨタ『ヴィッツ』、マツダ『デミオ』などのSクラス車両。多言語音声ナビゲーション(英語・中国語・韓国語)を装備する。