トヨタ、ノア など30車種11万2000台をリコール 燃料ポンプ不具合でエンストのおそれ

トヨタ・ノア(2014年)
トヨタ・ノア(2014年)全 2 枚

トヨタ自動車は3月4日、『ノア』など30車種について、燃料ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2013年9月2日~2019年11月30日に製造された11万2934台。

対象車両は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

不具合は555件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

■対象車種 トヨタ
・アルファード(2017年10月2日~2018年11月24日)
・エスクァイア(2014年9月1日~12月4日)
・クラウン(2013年9月2日~2018年11月22日)
・ノア(2014年9月1日~12月4日)
・ランドクルーザー(2013年9月2日~2015年2月25日)
・ランドクルーザープラド(2013年9月2日~2015年3月4日)
・ヴェルファイア(2017年10月5日~2018年11月24日)
・ヴォクシー(2014年9月1日~12月4日)
・FJクルーザー

■対象車種 レクサス
・GS250(2013年9月3日~2015年2月21日)
・GS300(2017年10月5日~2018年12月10日)
・GS350(2013年9月2日~2018年12月6日)
・GS450h(2013年9月2日~2015年2月23日)
・IS200t(2017年10月2日~2018年11月30日)
・IS300(2017年10月2日~2018年11月30日)
・IS350(2013年9月2日~2018年11月26日)
・IS F(2013年9月10日~2014年7月23日)
・LC500(2017年10月5日~2018年12月6日)
・LC500h(2017年10月6日~2018年11月9日)
・LS460(2013年9月2日~2015年2月23日)
・LS460L(2013年9月2日~2015年2月24日)
・LS500(2017年11月7日~2018年11月6日)
・LS500h(2017年10月5日~2018年11月5日)
・LS600h(2013年9月2日~2015年2月24日)
・LS600hL(2013年9月2日~2015年2月24日)
・NX200t(2014年6月2日~2015年5月8日)
・RC300(2018年6月7日~2019年1月14日)
・RC350(2014年4月16日~2018年11月3日)
・RX450h(2017年10月2日~2018年12月27日)
・RX450hL(2017年10月26日~2018年12月26日)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る