日本無線、船舶の接近を知らせる「海の安全安心アプリ」をリリース

JM-Watcher II
JM-Watcher II全 7 枚

JRC日本無線は、船舶の接近や地震・津波による危険を通知する海の安全安心アプリ「JM-Watcher II」を開発し、3月5日よりダウンロード提供を開始する。

近年、海上保安庁の取り組みにより海難事故は減少しているが、船舶事故が依然として多く、その7割がプレジャーボート、漁船などの小型船舶だ。特に普段操船していないプレジャーボートユーザは、急な周囲状況変化に対応できず事故に遭遇することがある。

JM-Watcher IIでは、同アプリをインストールしたスマホを搭載している「スマホ船」や船舶自動識別装置を搭載する「AIS船」の位置情報を表示。周囲の船舶状況がわかるほか、接近した際は衝突の危険を音声で知らせ、船舶衝突事故低減を支援する。また、地震や津波も速報で通知するほか、リアルタイムの風向・風速などの気象情報の閲覧、自船の進行方向表示機能を備え、より安全安心な航海のサポート、マリンレジャーの安全安心に貢献する。

JRC日本無線は今後、JM-Watcher IIに、定置網警報、事故ハザードマップの表示、AIによる衝突・接近予測、背景地図を海図に変更などの機能を追加し、さらなる航海の安心安全、海洋の事故ゼロを目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る