ポルシェ初のEV、『タイカン』をVR体験…世界規模で販売店に導入へ

ポルシェの「タイカン VR エクスペリエンス」
ポルシェの「タイカン VR エクスペリエンス」全 4 枚

ポルシェは3月9日、VR(バーチャルリアリティ)を使用して、ポルシェ初の市販EVの『タイカン』(Porsche Taycan)をデジタル体験できるサービスを、世界規模で販売店に導入すると発表した。

画像:ポルシェの「タイカン VR エクスペリエンス」

このサービスは、「タイカン VR エクスペリエンス」と呼ばれる。VRゴーグルを装着することにより、まるでタイカンの実車が目の前にあるかのように、リアルに見ることができる。

ゴーグルを装着したユーザーは、タイカンのボディラインをトレースして、ポルシェならではのスタイリングを体験できる。タイカンのエアロダイナミクス性能は、空気の流れを重ね合わせてシミュレートされる。さらに、内外装を細かく観察し、ボディカラーの仕上げをカスタマイズすることもできる。

タイカンはポルシェの新しい時代の始まりであり、EVスポーツカーを体験できるように、ポルシェは最新のデジタル技術を導入した。ポルシェによると、ディーラーを訪れる顧客の情報に対するニーズは膨大であり、新型車の発売前でもVRエクスペリエンスによって、顧客のニーズを満たすことができるという。

タイカン VR エクスペリエンスはまず、ドイツ語と英語の2つの言語に対応し、およそ100か所のポルシェ販売店に導入された。中国語やフランス語などの言語版が、今後数か月で追加される予定だ。
ペットのリアルを伝えるメディア 「REANIMAL」(リアニマル)誕生

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る