ポルシェは3月9日、VR(バーチャルリアリティ)を使用して、ポルシェ初の市販EVの『タイカン』(Porsche Taycan)をデジタル体験できるサービスを、世界規模で販売店に導入すると発表した。
このサービスは、「タイカン VR エクスペリエンス」と呼ばれる。VRゴーグルを装着することにより、まるでタイカンの実車が目の前にあるかのように、リアルに見ることができる。
ゴーグルを装着したユーザーは、タイカンのボディラインをトレースして、ポルシェならではのスタイリングを体験できる。タイカンのエアロダイナミクス性能は、空気の流れを重ね合わせてシミュレートされる。さらに、内外装を細かく観察し、ボディカラーの仕上げをカスタマイズすることもできる。
タイカンはポルシェの新しい時代の始まりであり、EVスポーツカーを体験できるように、ポルシェは最新のデジタル技術を導入した。ポルシェによると、ディーラーを訪れる顧客の情報に対するニーズは膨大であり、新型車の発売前でもVRエクスペリエンスによって、顧客のニーズを満たすことができるという。
ポルシェの「タイカン VR エクスペリエンス」タイカン VR エクスペリエンスはまず、ドイツ語と英語の2つの言語に対応し、およそ100か所のポルシェ販売店に導入された。中国語やフランス語などの言語版が、今後数か月で追加される予定だ。
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