コンチネンタル、車載3Dディスプレイ開発…特別なメガネなしで立体的に表示

コンチネンタルの車載3Dディスプレイ
コンチネンタルの車載3Dディスプレイ全 1 枚

コンチネンタル(Continental)は3月16日、特別なメガネなしで立体的に表示できる車載3Dディスプレイを開発した、と発表した。

このテクノロジーは、画面上に3Dスケール、ポインター、オブジェクトを表示する。たとえば、ドライバーの視線の先に、一時停止標識の警告を表示することができる。

このシステムには、特別なメガネは必要ない。コンチネンタルは、視差バリアと呼ばれる画像を分割する傾斜スラットを採用した。これにより、わずかにオフセットした2つの異なるビューが右目と左目に届き、立体的に見えるという。

コンチネンタルは、ドライバーの視線を検出し、3Dビューを正確に頭の位置に調整するインテリアカメラも開発した。ドライバーが3Dスクリーンを長時間注視するのを防ぐために、カメラはドライバーの視線を検出して、ドライバーの注意散漫や疲労をモニターする。

コンチネンタルは、メータークラスターを3Dで視覚化することにより、高度なドライバーアシスタンスシステム、ディスプレイ、通信サービス、インフォテインメントアプリケーションが、ドライバーの負担にならないように注力していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る