アプリリア RSV4 1100ファクトリー、2020年モデルの受注開始 セミアクティブサス採用

アプリリア RSV4 1100ファクトリー
アプリリア RSV4 1100ファクトリー全 3 枚
ピアッジオグループジャパンは、電子制御セミアクティブサスペンションを搭載したアプリリアのフラッグシップスーパースポーツ『RSV4 1100ファクトリー』の受注を開始、4月上旬から出荷する。

RSV4 1100ファクトリーは、最高出力を217HP/最大トルクを122Nmを発生する1078cc V4エンジンを搭載。アクラポビッチ製軽量チタンサイレンサーや、ボッシュ製リチウムイオンバッテリーの採用などにより車両重量を199kgに抑えている。また、カーボン製ウィングレットをサイドカウルに標準装着。コーナー立ち上がりではウイリー傾向を抑え、同時にハードブレーキングでの安定性向上に貢献する。

2019年モデルでは、オーリンズとアプリリアの共同開発によるセミアクティブ電子制御サスペンションシステムを標準装備。ハンドルバーのボタン操作でセミアクティブモードとマニュアルモードが選択できる。同システムは、すでに導入されている『トゥオーノ V4 1100 ファクトリー』から油圧技術が大幅に改良されている。

セミアクティブモードは、スリックタイヤ/サーキット走行用、コンパウンドタイヤ/サーキット走行用、公道専用の3モードを用意。路面の状況に応じて振動を吸収する高性能な油圧技術が特徴で、セミアクティブの介入度を3レベルから選択できる。一方マニュアルモードでは、機械式サスペンションシステムの動作と同じ方法で、あらかじめ設定された多彩な設定を提供。好みやライディングスタイルに応じて、サスペンションの微調整など、カスタマイズができる。

カラーリングは、アプリリアのMotoGPマシン「RS-GP」を彷彿とさせるグラフィックデザインを採用。マットブラックをベースにトリコロールグラフィックを配した。価格は297万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. 衝突試験、1回の費用はおいくら? ホンダ栃木四輪開発センターで見学
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る