大阪の阪堺電軌に4編成目の超低床電車…カラーやインテリアを変更した1101形 3月28日から

阪堺電軌としては4編成目の超低床電車となる1101形。
阪堺電軌としては4編成目の超低床電車となる1101形。全 1 枚

大阪府の阪堺電気軌道(阪堺電軌)は3月23日、新型の超低床電車・1101形の営業運行を3月28日から天王寺駅前~浜寺駅前間で開始すると発表した。

阪堺電軌では、同社初の超低床電車として、1001形1001号が2013年8月に登場。2014年3月には1002号、2015年3月には1003号が登場し、「堺トラム」と呼ばれる3編成が揃った。

今回登場する1101形は、3車体連接構造とした1001形の車体形状を踏襲しつつ、車体色を南海グループのコーポレートカラーであるファインレッドとブライトンオレンジに。インテリアは1001形の座席配置を基本に色数を抑え、都会的な空間をイメージした広く感じるものとし、車内照明に白色LEDを使うことで省エネ化が図られる。

1101形は、天王寺駅前発基準で7~23時台に運行。平日は下り16本・上り15本、土休日は上下各17本が運行されるが、朝・夕・夜間の一部は天王寺駅前~我孫子道間の運行となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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