[カーオーディオ“チョイスのキモ”]メインユニット 2DIN機のトレンド その3

2DINメインユニットの一例(ケンウッド)。
2DINメインユニットの一例(ケンウッド)。全 2 枚

カーオーディオという趣味を製品選びの段階から大いに楽しんでいただこうと、ユニットチョイスの勘どころを解説している当コーナー。今回は、「ディスプレイオーディオ」ではない「2DINメインユニット」に焦点を当てる。

さて、かつては「2DINメインユニット」と言えば、写真のような「ディスプレイオーディオ」ではないモデルが主流だったのだが、今ではすっかり「ディスプレイオーディオ」にそのお株を奪われている。とはいえ、現在でも根強い支持を集めている。正直、「1DINメインユニット」と比べたら人気の点で後塵を拝してはいるものの、これならではの利点も確かにあり、そこのところに着目するドライバーから今もチョイスされ続けている。

さて、「2DINメインユニット」ならではの利点とは何なのだろうか。利点は主には3つある。

まず1つ目は、「ディスプレイオーディオと比べてリーズナブルであること」だ。モニターが搭載されていない分、価格はぐっと手頃になる。2つ目は「2DINスペースをメカで埋め尽くせること」だ。「スペースが空いているのなら、そこがバシッとメカで埋まっていた方がカッコ良い」、そう考えるドライバーも少なくない。

そして利点の3つ目は、「操作がしやすいこと」だ。フェイスが大きいので表示部も大きめとなっていて見やすく、そしてスイッチ類も大ぶりだ。結果、「1DINメインユニット」よりも操作性が高い、というわけなのだ。

ところで“カロッツェリア”では現在、通常の「2DINメインユニット」を計4機種ラインナップさせているのだが、その内の2機種ではなんと、“MD”の再生も可能だ。フェイスが大きいことを利して、“CD”メカに加えて“MD”メカも装備させている。実は“MD”をたくさん所有していて懐かしいアルバムが収録されたメディアが多々ある、なんていうドライバーもいるのではないだろか。もしもそうなら、“MD”メカを搭載したモデルを選んでみても面白い。

今回はここまでとさせていただく。次回からはAV一体型ナビのトレンド解説を開始する。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part3・メインユニット編 その7 2DIN機のトレンド解説 lll

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る