ZF、研究開発費を8%増額 2019年通期決算

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ZFは3月26日、2019年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、為替とM&Aによる影響を調整した後の売上高は、365億ユーロ(約4兆3745億円)。前年の369億ユーロに対して、1.1%減少した。

また、2019年通期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、15億ユーロ(約1800億円)。前年の21億ユーロに対して、28.6%の減益となっている。

減益となった要因は、研究開発支出の増大や、ドイツ、セルビア、中国に設立された電動ドライブの生産施設など、次世代技術にフォーカスした新拠点の設立が、収益に影響を及ぼしたため。ZFは2019年通期、研究開発費を前年比8%増の27億ユーロに増額し、その比率も6.7%から7.3%に引き上げた。

ZFのウォルフ=ヘニング・シャイダーCEOは、「次世代技術にフォーカスした投資をさらに進め、リーディングシステムサプライヤーとしてのZFの価値を高めたいと考えている」と述べている。

《森脇稔》

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