ボッシュ、無人シャトルによる自動運転の走行テストに成功…システム障害でも走行可能

ボッシュの無人シャトルによる自動運転の走行テスト
ボッシュの無人シャトルによる自動運転の走行テスト全 3 枚

ボッシュ(Bosch)は4月2日、無人シャトルによる自動運転の走行テストに成功した、と発表した。

画像:ボッシュの無人シャトルによる自動運転の走行テスト

このプロジェクトには、ドイツ連邦経済省が430万ユーロの資金を拠出した。ボッシュはコンソーシアムのリーダーとなり、3つの企業、大学、研究所が参画した。プロジェクトチームは、自動運転車に障害が発生した場合、システムが完全に停止するのではなく、車両が走行し続けることができるようにすることを目指した。

無人のシャトルバスは、高度に自動化された乗用車の自動運転車とは異なる要件を満たす必要があるという。ドライバーなしで操作するには、シャトルはシステムを監視する必要があり、検出された技術的な障害に対処して、運転を続けることが求められる。同時に、停止するなどの重大な障害が発生した場合、システムを保護する必要がある。

ひとつの解決策が、冗長性を組み込むことだ。これは、安全関連機能を複製することで、たとえば、研究者たちは、パワートレインと車両の電気システムが確実に保護されるように、電源の冗長システムを開発した。また、車両設計に合うようにセンサー技術を適合させ、改良した。

障害物を確実に検出するために、車両のさまざまな場所に、複数のライダーとレーダーセンサーを設置し、さまざまな位置から車両の周囲を監視できるようにした。 360度のバードビューや死角を回避することで、一種の3D保護ゾーンを作成する。これにより、バリアなどの道路上の障害物を検出するだけでなく、ぶら下がっている枝なども検出できるという。

ボッシュは、走行テストでは、ルートに沿った状況の変化やシステムの技術的な障害にもかかわらず、無人シャトルは走行を続けることができた、としている。

《森脇稔》

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