VW、初のバーチャルモーターショー開催… ゴルフ GTI 新型を発表

2.0リットル直4ターボは最大出力245ps

GTIらしさを表現した専用の内外装

アダプティブシャシーコントロールのDCCを採用

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI 新型
フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI 新型全 17 枚

フォルクスワーゲンは4月3日、初のバーチャルモーターショーを、4月17日まで開催すると発表した。このバーチャルモーターショーで、新型『ゴルフ GTI』(Volkswagen Golf GTI) を発表している。

画像:フォルクスワーゲン・ゴルフ GTI 新型

バーチャルモーターショーは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響により、3月に予定されていたジュネーブモーターショー2020が中止されたことを受けての対応だ。ジュネーブモーターショー2020のフォルクスワーゲンブランドのブースを、3Dでリアルに再現している。

ユーザーは4月17日までの2週間、自宅から24時間、フォルクスワーゲンブランドのすべての新しいモデルを体験できる。360度ツアーは、ユーザーがショーに没頭できるインタラクティブなデジタル体験を作り出す。 ブースを散歩したり、全方位から車両を眺めたり、使いやすい機能を利用して、ボディカラーやホイールのデザインを変更することもできる。

2.0リットル直4ターボは最大出力245ps

バーチャルモーターショーのハイライトのひとつが、新型ゴルフGTIだ。8世代目となる新型ゴルフGTIには、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの「EA888 エボ4」を搭載する。最大出力は245ps、最大トルクは37.7kgmを獲得する。

欧州仕様のトランスミッションは、6速MTが標準だ。オプションとして、7速デュアルクラッチの「DSG」が選択できる。駆動方式はFFで、電子ディファレンシャルロックの「XDS」が装備されている。スポーツサスペンションによって、車高は15mm低くした。

GTIらしさを表現した専用の内外装

エクステリアは、GTIウィングとハニカムグリルを備えたフロントバンパーを採用する。フロントグリルには、赤いストライプが配された。LED ストリップとの連続性を持つ照明付ラジエーターグリルが標準装備される。また、オプションのフォグランプは、バンパーグリルに組み込まれ、X字型に光る。

17インチのアルミホイールが標準で、18インチまたは19インチはオプションだ。リアにはディフューザーとルーフスポイラー、左右に分かれたテールパイプを装備した。赤いブレーキキャリパーとシルエクステンションも装備されている。

新型ゴルフGTIには、3 本のシルバーのダブルスポークと、エンボスでウォルフスブルグのエンブレムを象ったスポーツステアリングホイール、ゴルフボールの形を模したブラックのシフトレバー、タータンチェック柄のシート地とブラックのサイドボルスターを備えたGTIスポーツシートなどが装備されている。ステンレス製ペダルも標準だ。

アダプティブシャシーコントロールのDCCを採用

サスペンションを新開発。フロントはマクファーソン、リアはマルチリンクを組み合わせる。「ビークルダイナミクスマネージャー」と呼ばれる新しいドライビングダイナミクスシステムが、初めて採用された。このシステムは、XDS機能と調整式ダンパーの横方向の入力の両方を制御する。これにより、快適性重視の設定と、スポーティな乗り心地重視の設定までの幅が大きく広がり、その結果、新型の動力特性が大幅に強化されているという。

「DCC」と呼ばれるアダプティブシャシーコントロールも採用した。ステアリング、ブレーキ、アクセル操作といったさまざまな要素を考慮しながら、路面と運転状況に対して断続的に反応するものだ。ドライバーは、走行モードを選択することで、車両の挙動を希望通りに調整することができる。各ホイールにおける必要な減衰力は瞬時に計算され、4 つのショックアブソーバーを調整する。その結果、DCC は常に最高レベルの快適性を提供し、ドライビングダイナミクスマネージャーと連携することで、理想的な動力性能を発揮する。

最新世代のDCCでは、「コンフォート」、「エコ」、「スポーツ」の車両設定モードに、「インディビジュアル」が追加された。ドライバーは、デジタルスライダーを使用して、個人の運転プロファイルを正確に設定して保存できる。コンフォートモードをさらに快適性重視に調整することによって、ボディは可能な限り路面から切り離され、走行快適性を高めることができる。スポーツモードをさらに走行性重視に調整すると、車体の挙動を最小限に留めるために最大の減衰力が設定され、非常にダイレクトなハンドリングにより、GTIならではのフィーリングを楽しむことができるという。

《森脇稔》

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