損保ジャパンの自賠責保険の自動音声対応、伊藤忠テクノがソリューションを提供

自賠責サポートデスクでの自動応答フロー
自賠責サポートデスクでの自動応答フロー全 1 枚

伊藤忠テクノソリューションズは4月6日、損害保険ジャパンが2020年3月から自賠責保険のサポートデスクに導入した自動音声対応に、AI(人工知能)を使用したコールセンター向け自動音声対応ソリューション「CTC-アイコン」を提供したと発表した。

CTC-アイコンは、コールセンターの問い合せ対応に、AIを使用してテキスト化から分析、音声応答までを自動で行うソリューション。損保ジャパンは、CTC-アイコンを自賠責保険のサポートデスクに導入した。

問い合せの発話内容からAIが用件を認識して、引っ越しに伴う登録住所変更や、控除証明書発行などの手続きを自動で受け付ける。自賠責のサポートデスクには、保険契約内容や手続きについて、年間約9万件の問い合せがあるが、このうち2020年度に約30%を自動応答にすることを目指す。

今後、CTC-アイコンを自動車保険や火災保険など、損保ジャパンの他の業務にも提供して、混雑時に発生する待ち時間短縮やコールセンターの対応品質の向上を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る