車内販売や新幹線「グランクラス」の営業を中止…観光列車や定期列車もさらに減便へ JRの新型コロナウイルス対応

東北・北海道新幹線『はやぶさ』10号車の「グランクラス」。5月まで新規の発売が見合せとなる。
東北・北海道新幹線『はやぶさ』10号車の「グランクラス」。5月まで新規の発売が見合せとなる。全 3 枚写真をすべて見る

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて4月7日、ついに政府から緊急事態宣言が発令されたが、JR各社でもさらにサービスの中止や運休措置が発表されている。

JR北海道、JR東日本、JR西日本の3社では4月8日、北海道・東北・上越・北陸新幹線で営業している「グランクラス」の発売を、4月9日から5月31日まで見合わせると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大によりアテンダントによる飲料・軽食サービスを中止することによる措置。

すでに切符を持っている場合、飲料・軽食サービスが行なわれない仙台発着の『はやぶさ』『やまびこ』についてはそのまま利用できるが、それ以外の列車については通常のグリーン車へ変更をお願いするとしている。この場合、差額が払い戻される。

また、JR東日本とJR西日本では、列車内の車内販売中止もアナウンスしており、JR東日本が運行している伊豆方面の『サフィール踊り子』についてはカフェテリアの営業を中止し、事前注文を受けている商品についても提供せず、無手数料で払い戻しするとしている。

JR東日本の観光列車やイベント列車の、いわゆる「のってたのしい列車」については、群馬ディスティネーションキャンペーンにちなんで運行されるSL列車や、磐越西線の『SLばんえつ物語』などを含み、4月10日から5月31日まで延べ1000本が運休となる。

一方、JR九州では減便列車の追加が発表されており、4月11日から5月10日まで『九十九みどり』『ソニック』『にちりん』『かいおう』といった臨時・定期特急合計84本がさらに運休。鹿児島本線の快速列車や筑豊本線の普通列車が同期間に合計238本運休することも決まった。このほか、すでに発表されている列車も最大で5月10日まで運休期間が延長される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

この記事の写真

/

写真ピックアップ

  • 「従来の8000系や08系の端正な表情を受け継ぎ、車内空間を半蔵門線の路線カラーの色彩に同調させることで、親しみや活気が感じられるようなデザイン」とした18000系。ヘッドライトを直線的にすることで親しみやすさやスタイリッシュさを表現。
  • 6両編成の『36ぷらす3』。南福岡車両区の787系BM15編成を改造したもので、車体は黒メタリックを基調に。787系のフォルムを残しながら、より重厚な雰囲気に仕上がっている。
  • 「こどもから大人まで幅広い世代の方々が、この『DORAEMON-GO!』に乗っている間、前向きな気持ちになっていただきたい!」という想いが込められた「DORAEMON-GO!」のイメージ。 (c) Fujiko-Pro
  • 2014年、初代の「くまもん」ラッピング電車として運行を開始した当時の6221ef+6228A編成。このうち6221号は、フレームに「CFRP」と呼ばれる炭素強化プラスチックを使った川崎重工業製の「ef WING」という台車に交換されたことから、車号が6221Aから6221efに変更された。
  • 冬用の基本制服。『36ぷらす3』の車体イメージである黒を基調に列車の力強さを表現。ジャケットとベストには車体ロゴに使用したゴールドのブローチが付く。
  • 9月9日に発表されていた「鹿児島本線 赤間駅、福間駅、古賀駅、香椎駅、箱崎駅 開業130周年記念乗車券」の記念台紙。
  • 「臨時ライナー」に充当される京成AE形。
  • 新駅開業を伝える記者会見の様子。

ピックアップ

Response.TV