ボルボ・カー・ジャパンは、『XC40』などの衝突被害軽減ブレーキに不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、『S60』『V60』『V60クロスカントリー』『V90』『V90クロスカントリー』『XC60』『XC90』『XC40』の8車種で、2019年3月15日~2020年3月11日に輸入された1万2556台。
対象車種は、衝突被害軽減ブレーキシステムにて、レーダーおよびカメラを搭載したASDM(アクティブセーフティドメインマスター)のプログラムが不適切なため、前方の静止車両や歩行者をシステムが検知できないことがある。そのため、衝突回避・被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。
改善措置として、ASDMのプログラムを対策プログラムに書き換える。
改善箇所国内での不具合や事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。