フォードとGM、マスクの生産を拡大…新型コロナウイルスと戦う医療従事者向け

フォードモーターが生産しているマスク
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フォードモーターはエアバッグ素材から防護服も生産

フォードモーター(Ford Motor)は4月13日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と戦う医療従事者向けに、マスクや防護服の生産を拡大すると発表した。

フォードモーターは現在、マスクをグローバル規模で製造している。トランスミッション工場において、医療用の認証を取得する作業に取り組んでいる。

フォードモーターのグローバルな製造と購買部門は、世界中のネットワークから、必要な素材と機器を素早く調達した。マスクは今週初めに生産が開始され、順次生産能力を拡大していく。

また、フォードモーターは、医療従事者をさらに保護するために、エアバッグサプライヤーのJoyson Safety Systemsと協力して、再利用可能な防護服を製造する取り組みを加速している。「go-fast」プロジェクトでは、フォードモーターの車両向けエアバッグ素材から、リサイクル可能な防護服を製作している。

防護服の生産は、日曜日までに週あたり7万5000着に達し、4月19日以降には、週あたり10万着まで拡大される予定だ。7月4日までに、Joyson Safety Systemsは、130万着の防護服を縫製する。防護服は連邦規格に基づいてテストされ、50回まで洗濯できる、としている。

GMは月150万枚のマスク生産能力をさらに拡大

GMは4月9日、米国ミシガン州ウォーレン工場において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と戦う医療従事者向けに、マスクの生産能力を拡大すると発表した。

ウォーレン工場では、月に最大150万枚のマスクを製造できるようになった。ミシガン州の当局と協力して、ウォーレンにあるGM工場から、地元の病院にマスクを出荷している。同工場には、さらに2つの生産ラインが追加される予定だ。これは、マスク用の2番目のラインと、マスクのフィルター用の新しいラインだ。

米国でのマスク生産では、GMは自動車サプライヤーと協力して、マスクの生産に必要な素材と機器を調達した。ミシガン州のJR Automation社とEsys Automation社は通常、GMに自動車製造機器を納入している。 GMのマスク製造では、両社はマスクを自動的に折りたたみ、切断する機器を供給している。

インディアナ州のGDC社は、GMに車両のドア、ヘッドライナー、トランクにある防音断熱材を納入している。 GMのマスク生産に対応するために、GDC社はサウスカロライナ州のOXCO社と協力し、マスクに使用される3層ファブリックを製造するために、24時間体制で稼働している。

《森脇稔》

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