スズキ、新型アドベンチャーツアラー『V-ストローム1050』発売へ

スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー)
スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー)全 13 枚

スズキは、大型二輪アドベンチャーツアラー『V-ストローム1000』を全面改良、『V-ストローム1050/1050XT』を4月24日より発売する。

V-ストローム1000は2014年に日本市場に投入。以来、街中から高速道路、山岳路まで、長距離ツーリングでの様々な状況で快適に走行を楽しむことができるスポーツアドベンチャーツアラーとして多くの支持を集めている。

新型V-ストローム1050/1050XTは、「The Master of Adventure(冒険の達人)」を開発コンセプトに、長距離ツーリングでより快適に走行を楽しめるよう、エンジン性能を向上し、電子制御システムや装備の充実を図った。

1036cc V型2気筒エンジンは最高出力106ps、最大トルク99Nmを発生。電子制御スロットルの採用や吸排気タイミングの調整により、出力を6ps向上しながら、12月より導入される令和2年排出ガス規制に対応し、29.2km/リットル(60km/h定地燃費値・2名乗車時)の燃費性能を実現した。

スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー)スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ソリッドアイアングレー)

また、出力特性を3つの中から選択可能なSDMS(スズキドライブモードセレクター)や3段階から選択可能なトラクションコントロールなど、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を新たに搭載。長距離ツーリングに求められる使い勝手や利便性を向上させた。

スタイリングは、1988年に発売したスズキ初のアドベンチャーバイク『DR750S』をモチーフにしたデザインを、より現代風にアレンジ。スポーツアドベンチャーツアラーらしい力強いイメージを強調した。また、高さ調整が可能なウインドスクリーンに加え、頑強なスタイルを演出するアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備した。

スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト)スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト)

車体色は、ブラック/グレー、ブラック/ホワイト、ブラックの3色を設定。価格は143万円。

上位モデルのV-ストローム1050XTは、新採用のクルーズコントロールやヒルホールドコントロールのほか、荷重や下り坂に応じてブレーキを制御するロードディペンデントコントロールやスロープディペンデントコントロールなども搭載。また、ワイヤースポークホイールやナックルカバーに加え、アルミ製アンダーカウリング、アクセサリーバー、センタースタンド、シート高調整機能、LED式ターンシグナル、12Vアクセサリーソケットを新たに標準装備した。

スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト)スズキ Vストローム1050(グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト)

車体色にはDR750Sをベースとした1988年のパリ・ダカール・ラリー出場マシン「DR-Z(ジータ)」を彷彿とさせる特別色「ヘリテージスペシャル(ホワイト/オレンジ)」のほか、イエロー、ブラックの3色を設定。価格は151万8000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  3. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
  9. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  10. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
ランキングをもっと見る