スズキ V-ストローム1050/1050XT は原点回帰的デザイン…WEBモーターサイクルショー[詳細画像]

スズキ  Vストローム1050XT
スズキ Vストローム1050XT全 45 枚

スズキのアドベンチャーバイクシリーズ「V-ストローム」の旗艦となる『Vストローム1050/XT』。中止が決定された東京モーターサイクルショーに代わり、スズキ二輪公式HPで開催中の「WEBモーターサイクルショー」にて公開された。

イタリア・ミラノで開催された「EICMA 2019」で発表された新型Vストローム1050/XTは、「The Master of Adventure(冒険の達人)」をコンセプトに1988年に発売したスズキ初のアドベンチャーバイク『DR750S』を彷彿とさせるスタイリングを持つ。

スズキ  Vストローム1050XT(ヘリテージスペシャル)スズキ Vストローム1050XT(ヘリテージスペシャル)カウルからタンクにかけてのラインやフレームカバー等の特徴をDR750Sから受け継ぎ、現代風にアレンジを加えた新型Vストローム1050/XTは誰が見てもスズキだと分かるデザインに。高さ調整が可能なウインドスクリーンやアルミ製のテーパー形状のハンドルバーを標準装備している。DR750Sのエッセンスを持ちながらも、エンジンや機能部品等の色の見直し行うことでよりスパルタンなデザインに進化したという。

搭載されるVツインエンジンは、低回転域でのトルク感、高回転域のパワー感を両立させたことが特徴。最大出力107.4ps、最大トルク8500rpmを発生させながらも、12月より新型の二輪車を対象に導入される令和2年排出ガス規制にも適応している。スズキ  Vストローム1050XT(チャンピオンイエローNo.2)スズキ Vストローム1050XT(チャンピオンイエローNo.2)

走行シーンに合わせて3段階にトラクションコントロールを変化させる「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」など強化された電子制御システム「S.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)」を搭載するなど、新型Vストロームは最新技術を盛り込んだ。長距離のツーリングにおける快適性を向上させた。

V-ストローム1050XTには、クルーズコントロールや荷重や下り坂に応じてブレーキを制御するスロープディペンデントコントロール、ロードディペンデントコントロールシステムなども追加されている。その他にも、ワイヤースポークホイールやアルミ製アンダーカウリング、シート調節機能などを新たに標準装備している。車体色には、80年代にパリダカールラリーで名を馳せたDR-Zを彷彿とさせる特別色「ヘリテージスペシャル」を設定した。スズキ  Vストローム1050XTスズキ Vストローム1050XT

V-ストローム1050の車体色は、黒/グレー、黒/白、黒の3色で価格は143万円。Vストローム1050XTの車体色は、黄、ヘリテージスペシャル、黒の3色で、価格は151万8000円となっている。

《滑川寛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
  4. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  5. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  8. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
  9. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  10. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る