ランボルギーニ、人工呼吸器の増産を支援…専用シミュレーターを開発

ランボルギーニは、イタリアの人工呼吸器メーカー最大手、Siareエンジニアリング・インターナショナル・グループを支援している。その方法は、ランボルギーニの研究開発部門が中心になって、人工呼吸器専用のシミュレーターを開発したことだ。
人工呼吸器専用のシミュレーターは、人工呼吸器完成後の品質検査を効率化するために開発された。ランボルギーニによると、完成後の人工呼吸器が最終チェックを受ける前に、人工呼吸器の性能の初期評価が行えるという。
ランボルギーニは、3Dプリンターを使用して、わずか2週間でこの人工呼吸器専用のシミュレーターを設計し、完成させた。現在では、1週間あたり18個の人工呼吸器専用のシミュレーターを生産している。
ランボルギーニは、先進技術を持つ2社のコラボレーションが、イタリア企業が力を合わせて、新型コロナウイルスと戦う責任感と結束力のさらなる証明になる、としている。
《森脇稔》