BMWモトラッド、新型アドベンチャースポーツ「S1000XR」発売へ

BMW S1000XR
BMW S1000XR全 29 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、アドベンチャースポーツ『S1000XR』をフルモデルチェンジし、4月27日より販売を開始する。

新型S1000XRは、高いスポーツ走行性能を備えながら、長距離ツーリングでも快適な乗り心地と高い機能性を実現するアドベンチャースポーツモデル。2019年にフルモデルチェンジしたスーパースポーツ『S1000RR』をベースにした新型エンジンは、幅広い回転域でより快適な乗り心地を実現するとともに、最高出力165ps、最大トルク114Nmを発揮する。さらに、4、5、6速のギアを最適化(ロングレシオ化)することで騒音を抑えるとともに、エンジン回転数を低減し燃費性能を向上。また、よりスムーズとなったアンチホッピングクラッチ、電子制御式エンジンドラッグトルクコントロール(MSR)をモデルとして初装備(プレミアム スタンダード以上)し、急発進やシフトダウン時の後輪スリップを抑制する。

ボディは新型S1000RR譲りのフレックスフレームを採用することで大幅にスリム化し、フレームおよびスイングアームは先代モデルより2.1kg軽量化。エンジンをフレームの一部として活用し、スイングアームと直接連結させることでスポーティなデザイン実現するとともに、路面状況へより機敏な適応を可能している。また最新世代の電子制御式サスペンションBMWモトラッドダイナミックESAプロを標準装備。ダイナミックな走行と優れた乗り心地を実現する。

機能面では、バンクさせたままブレーキをかける際の安全性を向上させるABSプロ、トラクションコントロールやDTCウィリー制御機能を持つダイナミックトラクションコントロール(DTC)などを備える。走行モードは「レイン」、「ロード」、「ダイナミック」に加え、「ダイナミックプロ」を採用。スロットルのレスポンスや、エンジンブレーキ、ABSコントロール、トラクションコントロール、ウィリーコントロールを個別に設定できる。

そのほか、コーナリング時に進行方向の路面を照らす最新のアダプティブヘッドライト(プレミアムスタンダード以上)や、鍵を携帯していればエンジン始動が可能なキーレスライドを装備する。

価格はS1000XRベースが198万1000円、S1000XRプレミアムスタンダードが226万3000円、S1000XRプレミアムラインが226万3000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. ホンダ『レブル250 Eクラッチ』が爆売れ!? ペダルだけでシフトチェンジできる「Eクラッチ」の魅力をおさらい
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る